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平成21年度決算審査特別委員会−09月16日-03号

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  1. 富津市議会 2009-09-16
    平成21年度決算審査特別委員会−09月16日-03号


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    平成21年度決算審査特別委員会−09月16日-03号平成21年度決算審査特別委員会  決算審査特別委員会議事録 1.日  時  平成22年9月16日(木)午前9時58分 1.場  所  第3委員会室 1.出席委員   石 井 志 郎 君       藤 川 正 美 君       平 野 明 彦 君   永 井 庄一郎 君       澤 田 春 江 君       岩 本   朗 君   大 野 裕 二 君       松 原 和 江 君       佐久間   勇 君   渡 辺   務 君       十 川 敬 三 君 1.欠席委員   なし 1.出席説明員   市長        佐久間 清 治 君   副市長       平 野 和 夫 君   教育長       渡 辺 隆 二 君   総務部長      磯 貝 昭 一 君   総務部次長総務防災課長事務取扱       総務部参事行政管理課長事務取扱             鹿 島 弘 巳 君             鈴 木 俊 一 君   総務防災課主幹   在 原 政 司 君   秘書課長      古 宮 浩 二 君   管財契約課長    朝 倉 悦 男 君   企画財政部長    中 村 芳 雄 君
      企画財政部次長企画政策課長事務取扱     企画財政部参事情報課長事務取扱             藤 平 則 夫 君             絹 村 弘 明 君   企画政策課主幹   岩 野 一 郎 君   財政課長      小 泉 義 行 君   市民部長      平 野   満 君   市民部次長市民課長事務取扱                                   鈴 木 良 昭 君   市民課主幹     平 野 正 義 君   課税課長      渡 辺 栄 作 君   納税課長      小 柴 晴 雄 君   納税課主幹     石 井   勉 君   天羽行政センター所長宮 野 信 行 君   健康福祉部長    森 田 益 光 君   健康福祉部次長健康づくり課長事務取扱    健康福祉部参事児童家庭課長事務取扱             嶺   道 輝 君             石 井 早 苗 君   健康福祉部参事国民健康保険課長事務取扱   健康福祉部参事介護福祉課長事務取扱             正 司 富 夫 君             藤 江 洋 史 君   健康福祉部参事社会福祉課長事務取扱     児童家庭課主幹   鈴 木 康 夫 君             藤 平   稔 君   経済環境部長    中 島 照 夫 君   経済環境部次長商工観光課長事務取扱                                   嶌 野 純 一 君   農林水産課長    釼 持 壽 志 君   農林水産課主幹   牧 野 利 和 君   環境保全課長    福 原 文 雄 君   環境保全課主幹   藤 平 正 和 君   建設部長      高 橋   隆 君   建設部次長管理課長事務取扱                                   山 田 幸 輝 君   建設部参事建設課長事務取扱         管理課主幹     山 崎 正 秀 君             平 野 廣 美 君   管理課主幹     根 本 貴由佳 君   建設課主幹     浜 名   明 君   街づくり課長    高 梨   廣 君   複合施設整備室長  丸 山   勲 君   会計管理者     正 司 行 雄 君   会計課長      平 野 正 弘 君   農業委員会事務局長 小 間 敏 雄 君   農業委員会事務局主幹須 藤   明 君   選挙管理委員会事務局長監査委員事務局長  消防長       森   定 男 君             嶋 野 俊 幸 君   総務課長      高 橋 進 一 君   総務課主幹     小 柴   登 君   予防課長      中 山 二 郎 君   消防署長      高 島 弘 光 君   教育部長      吉 原 賢 一 君   教育部次長体育振興課長兼生涯学習課長事務取扱                                   山 中 正 弘 君   教育部参事学校教育課長事務取扱       庶務課長      磯 貝 睦 美 君             木出嵜 幸 司 君   学校教育課主幹   今 井 常 夫 君   学校教育課主幹   村 石 義 春 君   教育センター所長  横 田 経一郎 君   教育センター主幹  川 田 卓 也 君   生涯学習課主幹   進 藤 啓 司 君   中央公民館館長兼庶務課長                                   榛 沢 幹 夫 君   富津公民館館長兼庶務課長          市民会館館長兼庶務課長             渡 辺 武 雄 君             中 村 勝 美 君 1.出席事務局職員   事務局長      金 井   茂     主幹        前 沢 幸 雄   主査        神 子 丈 夫 1.議  事   (1)議案第11号 平成21年度富津市一般会計歳入歳出決算の認定について            (質疑、討論、採決)          ─────────────────────────                   開     議           平成22年9月16日(木) 午前9時58分開議 ○委員長(石井志郎君) ただいまから本日の会議を開きます。  ここで傍聴の許可についてお諮りいたします。本日の審査を傍聴したい旨、申し出がありましたので、許可いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 御異議なしと認め、許可いたします。  ここで傍聴者に入室していただきますので暫時休憩いたします。                 午前10時01分 休憩          ────────────────────────                 午前10時02分 開議                   議     事     (1)議案第11号 平成21年度富津市一般会計歳入歳出決算の認定について              (主要施策の成果説明) ○委員長(石井志郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいまより議事に入ります。本日は、きのうに引き続き議案第11号につきまして御審査をいただくわけでございますので、よろしくお願いを申し上げます。  本日の議案審査の進め方について申し上げます。  初めに、議案第11号 平成21年度富津市一般会計歳入歳出決算の認定についての審査でありますが、昨日、各所管における決算に係る主要施策の成果説明がなされておりますので、お手元の審査区分表に従い、直ちに質疑をお受けいたしますが、歳入については、1款の市税から10款の地方交付税まで、16款のうち財産売払収入、18款のうち財政調整基金繰入金、19款繰越金、21款のうち臨時財政対策債及び減収補てん債についてのみ行い、その他の歳出と関連のある歳入については歳出を審査する際にあわせて行うことといたしますので、御了承願います。  また、歳出についての質疑は、まず1款議会費及び2款総務費について、次に3款民生費及び4款衛生費について、その次に5款労働費から8款土木費までと11款の災害復旧費について、そして最後に9款消防費、10款教育費、12款公債費から14款予備費までというように、それぞれ分割して質疑をお受けします。  また、先ほど申し上げましたとおり、歳出に関連のある歳入も歳出の質疑の際にお受けいたします。  なお、説明員の入れかえをするため、質疑漏れ等がないようにお願いいたします。  次に、説明員の方に申し上げます。発言される場合は、挙手し、起立して、指名された後に着席し、各自マイクのスイッチを入れてから発言するようにお願いいたします。  議案第11号 平成21年度富津市一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  これより質疑に入りますが、まず審査区分表1ページの歳入に対する質疑を行います。質疑ございませんか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 佐久間委員。 ◆委員(佐久間勇君) それでは、3点質問させていただきます。1款市税、2項固定資産税に係る質問をさせていただきます。予算現額と収入済額との比較ですが、3,200万円ほどの減収の要因をお聞きしたいと思います。  次に、2点目ですが、2款地方譲与税のうち3項の地方道路譲与税について、昨年と対比しますと、5,200万円ほどあったのですが、これが半減している主な理由をお聞きしたいと思います。  次に、20款諸収入のうち5項雑入についてお聞きします。昨年と対比しますと、これも同じく5,000万円ほど、今度は多くなっておりますが、この主な内訳をお聞きしたいと思います。以上3点です。 ○委員長(石井志郎君) 質問の際には決算書等のページ数も言っていただければ、答えるほうもページが確認できると思いますので、次からよろしくお願いします。  ただいまの質疑に対する答弁を求めます。課税課長、渡辺栄作君。 ◎課税課長(渡辺栄作君) それでは、1点目の固定資産税の予算現額と収入額との差の理由についてお答えいたします。これにつきましては、徴収率、当初予算では98.9%で見ておりました。実際は98.5%の徴収率ということで減額でございます。 ○委員長(石井志郎君) 2点目の質疑に対する答弁をお願いいたします。財政課長、小泉義行君。 ◎財政課長(小泉義行君) 地方道路譲与税の減っている要因についてお答えいたします。これは平成21年4月1日から地方道路譲与税の名称が揮発油譲与税に改めたことにより、減額を生じたことでございます。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) 3点目の質問に対する答弁をお願いします。同じく、財政課長、小泉義行君。 ◎財政課長(小泉義行君) 雑入の増額の主な理由でございますが、決算書53ページに内訳がございますが、番号で言うと22、市道役場五区線前払保証金2,763万円等が主な理由でございます。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) ほかに質疑ございませんか。松原委員。 ◆委員(松原和江君) 22ページ、市税の市民税の2目の法人市民税について伺います。法人税が今回、大幅に減収となったわけですが、説明では鉄鋼関連の不況だったということですが、それ以外に何か理由があるのかというのが一つです。 ○委員長(石井志郎君) 課税課長、渡辺栄作君。 ◎課税課長(渡辺栄作君) 法人市民税の減収の主な理由は、今、委員がおっしゃいましたとおり、鉄鋼関連企業が大幅に減収しておりますが、全体的には景気の低迷によります企業収益の落ち込みが減の理由でございます。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) 松原委員。 ◆委員(松原和江君) それでは、同じく法人税のことで伺いますが、法人税を払うのには均等割と税割というのがあるのですが、均等割のほうは資本金の額と市内の従業員の数によって分かれているわけですが、市の法人市民税を徴収する場合、10段階に分かれていますので、その資本金別、そして従業員別の企業がどのくらいあるのかということと、税割のほうでは1億円を超える企業は100分の14.7、5,000万円を超え1億円以下のものは100分の13.5、5,000万円以下のものは100分の12.3と税率が決まっているのですが、この税割の規模別の企業数の平成21年度と平成20年度の比較を教えていただきたいのですが。 ○委員長(石井志郎君) 課税課長、渡辺栄作君。 ◎課税課長(渡辺栄作君) 平成21年度と平成20年度の法人市民税の均等割の税率ごとの法人数と税割の税率ごとの法人数についてお答えいたします。  まず、均等割でございますが、年額の税率区分ごとに申し上げます。300万円が、平成21年度が9社、平成20年度が7社、175万円が、平成21年度が4社、平成20年度が4社でございます。  次に、41万円でございます。平成21年度が80社、平成20年度が78社、次に、40万円でございます。平成21年度が5社、平成20年度が4社、次に、16万円でございます。平成21年度が55社、平成20年度も55社、15万円が、平成21年度が18社、平成20年度が17社、13万円が、平成21年度が158社、平成20年度が171社、12万円が、平成21年度が3社、平成20年度が5社、5万円でございます。平成21年度が787社、平成20年度が803社、均等割の区分ごとは以上でございます。  次に、税割でございますが、税率区分ごとに申し上げます。税率14.7%が、平成21年度が97社、平成20年度が107社、税率13.5%が、平成21年度が18社、平成20年度が19社、税率12.3%が、平成21年度が322社、平成20年度が354社、以上でございます。              〔「わかりました」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) ほかに質疑ございませんか。
                   〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 岩本委員。 ◆委員(岩本朗君) 市税の関係で、収入未済額が前年度から比べますとかなりふえているわけですが、この理由をまずお聞きします。 ○委員長(石井志郎君) 答弁を求めます。納税課長、小柴晴雄君。 ◎納税課長(小柴晴雄君) 収入未済額がふえている理由の御説明をいたします。平成20年度末では8億3,530万円、平成21年度末では9億580万円と7,050万円の増となってしまいました。その主な要因といたしましては、社会経済情勢の悪化、また法人市民税の調定額が減ったこと、それと市民税に遡及課税分約4,900万円の大口が発生したこと等によるものでございます。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) 岩本委員。 ◆委員(岩本朗君) 今の答弁ですと、状況的にはわかるのですが、これだけ未済額がふえているということは、徴収に関して、毎年同じような努力はしていると思いますが、その辺の考え方というか、徴収の仕方が変わったわけではないと思うのですが、今後、こういうことがないようにするには、どのように考えているのか、その辺をお聞きしたいと思います。 ○委員長(石井志郎君) 納税課長、小柴晴雄君。 ◎納税課長(小柴晴雄君) お答えします。税の公平性や市財政の根幹である市税収入の確保という観点から、積極的な対応が必要なことは十分認識しているところでございます。このため、年度初めに副市長を本部長とする市税徴収対策本部会議を開きまして、年間の徴収対策、基本方針と徴収計画を定め、市税収入の確保に努めているところでございます。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) 岩本委員。 ◆委員(岩本朗君) いろいろ御苦労されていることはわかりますが、また、継続して頑張っていただきたいと思います。  もう一点、お聞きしたいと思います。先ほど雑入の件で53ページのところで市道役場五区線の前払保証金という話が出ましたが、この内容についてお聞きしたいと思います。どういう性格のものなのか。 ○委員長(石井志郎君) 建設部長、高橋 隆君。 ◎建設部長(高橋隆君) この役場五区線前払保証金につきましては、工事を発注した会社が途中で倒産いたしまして、それに係ります返還が発生しました。それが理由でございます。 ○委員長(石井志郎君) 岩本委員。 ◆委員(岩本朗君) これは入札のときに、そういった経営状態等は確認をするということはしているのでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 管財契約課長、朝倉悦男君。 ◎管財契約課長(朝倉悦男君) お答えします。入札時の債務とか、そういうものは確認しておりませんが、当初、指名登録する段階では会社の状況を全部把握しています。その段階でしか把握しておりません。以上です。 ○委員長(石井志郎君) 岩本委員。 ◆委員(岩本朗君) こういう状況が発生したときに、こういった保証金なりが出る話になるかもしれませんが、市としては損をすることはないのでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 管財契約課長、朝倉悦男君。 ◎管財契約課長(朝倉悦男君) 工事、製造につきましては、前払金を40%払うことになっております。この40%で損するか得するかという問題ですが、これは保証協会が東日本、西日本、北海道、その3社しか国土交通省の認可を持っていません。そこの査定を通らないと前払金は支給されませんので、そこが保証しますので、損は絶対あり得ません。以上でございます。              〔「わかりました」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) ほかに質疑ございませんか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 永井委員。 ◆委員(永井庄一郎君) 市税関係で何点か確認させていただきます。先ほどの話が出て、重複部分もあるかもしれませんが、新たな収納方法としてのコンビニ収納について、どのように見ているか、伺います。 ○委員長(石井志郎君) 内容でよろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 納税課長、小柴晴雄君。 ◎納税課長(小柴晴雄君) お答えします。コンビニ収納につきましては、24時間365日の収納が可能であるということで、平成21年度から実施しているところでございます。その取り扱い件数といたしましては、全体で件数が1万9,104件、取り扱い金額については3億7,772万1,000円でございます。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) 永井委員。 ◆委員(永井庄一郎君) このコンビニ収納ができた関係で、税収関係の簡素化というような面で、今後どうですか。費用も払わなければいけない面もあるのですが。 ○委員長(石井志郎君) 納税課長、小柴晴雄君。 ◎納税課長(小柴晴雄君) 今の徴収率といいますか、コンビニ収納することによって納期内納付が非常にふえまして、督促状の件数が減っているところでございます。そういうところについては成果があると考えております。  徴収率については、全体で5%ぐらいがコンビニ収納による影響と考えております。以上でございます。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 永井委員。 ◆委員(永井庄一郎君) 徴収関係ですが、多くの市町村では滞納問題で苦慮している状況だと思うのですが、今後の展開について、どのような取り組みを市として行うのか、伺いたいと思います。 ○委員長(石井志郎君) 納税課長、小柴晴雄君。 ◎納税課長(小柴晴雄君) お答えします。先ほども説明をいたしましたとおり、副市長を徴収対策本部長に置き、徴収対策基本方針と徴収計画を年度初めに本部会議を開きまして、徴収対策、夜間の滞納整理、毎月末2日間とか、早朝滞納整理等、引き続き実施していきたいと考えております。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) 永井委員。 ◆委員(永井庄一郎君) 関連しますが、差し押さえ状況と物件の売却がどうであったか、その点について伺います。 ○委員長(石井志郎君) 納税課長、小柴晴雄君。 ◎納税課長(小柴晴雄君) 差し押さえの状況でございますが、差し押さえについては178人、250件で、約1,840万円の換価がございました。それに伴いまして、財産調査等は667人、3,524件を実施したところでございます。以上でございます。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 永井委員。 ◆委員(永井庄一郎君) 2点目として、固定資産税の償却資産分について33億2,228万823円と、前年度より約4億3,000万円ふえているわけですが、ふえている要因について伺います。 ○委員長(石井志郎君) 課税課長、渡辺栄作君。 ◎課税課長(渡辺栄作君) 償却資産の増額の要因でございますが、これは東京電力富津火力発電所の4号系列第1軸が平成20年7月に運転開始いたしました。それに伴いまして、平成21年度から課税したことが主な理由でございます。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 永井委員。 ◆委員(永井庄一郎君) その償却資産について、償却年数はどのぐらいで見ているか、教えていただきたいと思います。 ○委員長(石井志郎君) 課税課長、渡辺栄作君。 ◎課税課長(渡辺栄作君) 償却資産につきましては、法例等で年数が決まっておりますが、主なものは15年でございます。 ○委員長(石井志郎君) ほかに歳入につきまして質疑ございませんか。大野委員。 ◆委員(大野裕二君) 決算書の54ページ、55ページ、この臨時財政対策債と減収補てん債についてですが、参考までに過去数年の決算額で金額を教えてください。 ○委員長(石井志郎君) 財政課長、小泉義行君。 ◎財政課長(小泉義行君) 申しわけございませんが、後ほど御報告したいと思います。 ○委員長(石井志郎君) 後ほど関連で質問があるそうなので、またよろしくお願いします。  ほかに質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) ほかに質疑もないようでございますので、審査区分表1ページの歳入に対する質疑を終了いたします。  会議の途中ですが、説明員入れかえのため、ここで暫時休憩をいたします。                 午前10時21分 休憩          ────────────────────────                 午前10時30分 開議 ○委員長(石井志郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいまより歳出及びその歳出に関連する歳入についての質疑に入ります。  冒頭に申し上げましたように、分割して質疑をお受けいたしたいと思います。  初めに、審査区分表2ページの1款議会費及び2款総務費について質疑をお受けいたします。質疑ございませんか。渡辺委員。 ◆委員(渡辺務君) 決算書の75ページですが、2款総務費、1項総務管理費、8目コミュニティ推進事業費についてお伺いします。まず、この13節委託料、コミュニティセンターの指定管理料ですが、これは5つのコミュニティセンターの明細をいただいておりますが、この指定管理料に含まれる内容をお伺いします。 ○委員長(石井志郎君) 市民課主幹、平野正義君。 ◎市民課主幹(平野正義君) コミュニティセンターの管理料でございますが、事業費といたしまして管理費、光熱水費や浄化槽の保守点検、消防設備点検等の金額でございます。 ○委員長(石井志郎君) 渡辺委員。 ◆委員(渡辺務君) そうすると、指定管理料の中には指定管理している方の人件費というのは含まれていないわけですよね。それはどこで負担しているのでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 市民課主幹、平野正義君。 ◎市民課主幹(平野正義君) 人件費につきましては、利用料金で賄っております。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 渡辺委員。 ◆委員(渡辺務君) それでは、同じ目で11節の修繕料。これについて、どのようなものを修繕費として計上しているか、お伺いします。 ○委員長(石井志郎君) 市民課主幹、平野正義君。 ◎市民課主幹(平野正義君) コミュニティセンターの指定管理者で行われない部分、金額として1万円以下につきましては指定管理者で行っていただいているのですが、それを超える部分につきまして市で修繕をしているところであります。 ○委員長(石井志郎君) 渡辺委員。 ◆委員(渡辺務君) もう一つ、コミュニティの事業補助費ということで1,194万円支出されているのですが、前年と比べると多少ふえていると思うのですが、この内容をお伺いします。 ○委員長(石井志郎君) 市民課主幹、平野正義君。 ◎市民課主幹(平野正義君) 1,194万円のうち例年行っています財団法人宝くじ協会の助成事業といたしまして、下飯野区に250万円を支出しております。それと残りの944万円ですが、し尿処理施設の地元対策費としまして、大堀1区に228万円、大堀2区の集会施設の整備で550万円、青木区の集会施設の改修で166万円でございます。 ○委員長(石井志郎君) 渡辺委員。 ◆委員(渡辺務君) コミュニティ推進事業費で最後の質問にさせていただきたいのですが、指定管理者の人件費というのは、この利用料金の中から賄っているということで、指定管理料で主に光熱水費、事業費、管理費とかを支出しているということ。修繕に関しては、1万円を境にやっているということですが、これを例えば、この修繕費などもある程度、年間とか通年で見越して、それと同時に指定管理料の中に含めて、例えば、これは利用者の協定で話し合いでできるのかと思うのですが、ある程度、指定管理者にインセンティブを与えるというか、要は経費を削減したらもうちょっといろんなことができますよというようなインセンティブを与えるような手法というのを検討する余地があるかどうか、お伺いします。 ○委員長(石井志郎君) 市民課主幹、平野正義君。 ◎市民課主幹(平野正義君) 今年度でこの指定管理が5年ということで切れるわけですが、来年度に向けて検討していきたいと思っています。             〔「もう一ついいですか」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 渡辺委員。 ◆委員(渡辺務君) ありがとうございます。それでは、もう一つお伺いします。65ページ、2款総務管理費の財産管理費の中の庁舎管理費と天羽行政センター関係費についてお伺いします。先ほどの質問と同様ですが、13節の委託料に各種設備保守点検等委託料が、天羽行政センターに関しても、また庁舎管理費にも計上されていますが、この内容についてお伺いします。 ○委員長(石井志郎君) 管財契約課長、朝倉悦男君。 ◎管財契約課長(朝倉悦男君) 管財契約課が担当します各種整備保守点検委託料についてお答えいたします。主なものとしては、庁舎の掃除、あとすべての保守点検管理、そういうものが主なものでございます。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) 渡辺委員。 ◆委員(渡辺務君) この点検管理の中に、別途事業費で修繕料が入っているのですが、この点検管理の中にはそのような設備の更新とか、そういうものの費用というのは含まれていないということでよろしいでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 管財契約課長、朝倉悦男君。 ◎管財契約課長(朝倉悦男君) ここにある委託料に関しましては、庁舎の総合的な管理、その中には環境衛生管理、設備の保守点検管理、あと運転管理、そのようなもので、修繕につきましては違うところから支出しております。以上でございます。
    ○委員長(石井志郎君) 渡辺委員。 ◆委員(渡辺務君) ということは、この委託料に関しては、入札でやっていると思うのですが、委託した業者の使い切りの費用ということで考えていいわけですね。 ○委員長(石井志郎君) 管財契約課長、朝倉悦男君。 ◎管財契約課長(朝倉悦男君) これについては全部入札で行っていますので、入札結果の数字が出ておりますので、余るものは一切ございません。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) 渡辺委員。 ◆委員(渡辺務君) これは先ほどのコミュニティの件とも重なるのですが、これも何かインセンティブを与えるようなやり方が考えられないかどうか。つまり、委託料使い切りの中で何かコストダウンしたときに、業者に利益がふえるようなことをやれば、もっともっと業者自身がコストの削減に努めてくれるのではないか。使い切りであれば、例えば庁舎管理費は4,160何万円出ているのですが、これに関してもインセンティブを与えることによって縮減ができないか、修繕費も含めてということに関して、検討の余地があるかどうかお伺いします。 ○委員長(石井志郎君) 管財契約課長、朝倉悦男君。 ◎管財契約課長(朝倉悦男君) ただいまの質問にお答えします。委託料と修繕では趣旨が違いますので、その中で一緒に含むというのは、先ほど委員が言われたのは指定管理者制度です。あの中にはもちろん軽微なものは指定管理者が行うと協定の中で決まっておりますので、修繕費については多少その中で入れておりますが、設備保守点検委託料4,161万円の中に修繕を含めるというのはちょっと難しい。検討の余地がないとはと言いませんが、ちょっと難しいのではないかと考えております。以上でございます。            〔「ありがとうございました」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 松原委員。 ◆委員(松原和江君) 同じく65ページの庁舎管理費の各種設備保守点検等委託料のことについて伺います。先ほどこの委託料は、庁舎掃除とか保守点検に使われる、入札でもってやられるということですが、今、庁舎の掃除をやっているところは佐生がやっていらっしゃいますよね。委託した佐生の労働者がどんな条件で働いているかというのは、市はつかんでいるのでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 管財契約課長、朝倉悦男君。 ◎管財契約課長(朝倉悦男君) お答えします。庁舎の清掃については、入札で株式会社佐生がやっております。富津市の仕様書に基づいて入札をかけておりますが、この中では面積で案分しておりますので、例えば1日10人でやろうが、20人でやろうが、5人でやろうが、面積の中でその時間内にやっていただければいいという趣旨の仕様になっておりますので、人数制限は設けてございません。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) 松原委員。 ◆委員(松原和江君) 人数制限は設けてないというのですが、働いている人たちがどんな状況で働いているかということは、全然つかんでいませんか。時給は幾らで働いて、労働時間はどうなっているかとか、賃金はどうなっているとかというのはつかんでいませんか。あくまでも佐生に任せ切りで、お金を渡せば、そのほか全然関知しないということなのでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 管財契約課長、朝倉悦男君。 ◎管財契約課長(朝倉悦男君) お答えします。毎日日報は上がってきますが、基本的には雇用者と請負業者との間の関係でございます。ただし、いつも工事検査とかそういう関係のときに、千葉県の最低賃金は下回らないようにしてくださいということは、常々、各業者に対しては説明をしております。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) 松原委員。 ◆委員(松原和江君) この業者が県所有のビルの管理とか、立体駐車場の管理でもって数々の法律違反をしているということがニュースで出まして、警備員に対して30時間以上の教育をしなければいけないのにしないとか、1週間123時間の勤務をさせているとか、24時間連続で5日間の勤務をさせているとかという異常なことがあって、この富津市の庁舎を掃除している方たちのお話を聞きますと、最低賃金は728円でもらっていると言いました。ところが、ことしの4月から賃金明細書をくれない。ただお金だけ渡して、もらって、幾ら、何時間分だよということは言わないし、残業したって残業手当もつかない。自分で勤務時間を管理して、今日は決まった時間よりも30分オーバーしたんだけれども、30分残業手当をつけてくれと言ってもつけてくれない。そういうような状態があるのですが、そういうことはつかんでいますでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 管財契約課長、朝倉悦男君。 ◎管財契約課長(朝倉悦男君) 先ほども申しましたように、雇用者とそこの従業員の関係につきましては、そこまで市が立ち入る権限がございませんので、そこまでは把握しておりません。ただ、先ほど言ったように、最低賃金とか、雇用者に対してちゃんとしっかりやれということは、常々、説明をしております。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) 松原委員。 ◆委員(松原和江君) それに関連してですが、雇用者というのはいかにしてもうけるかということなのです。そこで、市が契約をするときには、ここまできちんとやりなさいという最低の契約をすべきではないかと思うのです。公務の職場でもって働く人たちは、労働基準法違反があってはいけないし、労働者はちゃんと最低限の生活を守られる、そういう委託料を払わなければいけないと思うので、公契約条例というものをこれから考えていくのかどうか。ある労働団体が富津市へアンケートをしたところ、検討するという回答が来ているのですが、いかがでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 管財契約課長、朝倉悦男君。 ◎管財契約課長(朝倉悦男君) 以前にもそのような要望が上がっておりますが、最低賃金法だとか、労働基準法とか、そういう法律がございます。千葉県内で野田市が全国初めてその条例をつくっております。ただし、地方がやるべき条例ではないと認識をしております。国で労働基準法や最低賃金法を改正しながら、その中で対処していただかないと、地方で独自でやるということは富津市では考えておりません。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) ほかに質疑ございませんか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 佐久間委員。 ◆委員(佐久間勇君) 2款1項9目、決算書では77ページ、主要施策の成果説明書では63ページです。バス運行関係費についてのうち、廃止路線代替バス運行事業についてお聞きします。路線名が4点ほど上がっているのですが、昨年比160万円ほど増額という形になっております。これは運行に係る経常経費と収益の差額分を負担するということになっておりますが、乗り手が減ってきたものか、便数がふえたものかと、その辺のところをお聞きします。 ○委員長(石井志郎君) 企画政策課長、藤平則夫君。 ◎企画財政部次長企画政策課長事務取扱(藤平則夫君) お答えいたします。路線バスの関係でございますけれども、本数の増減というものはございません。利用者の減少に伴う経費の支出の変更でございます。以上でございます。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 佐久間委員。 ◆委員(佐久間勇君) 具体的に数字を聞くのも何ですけれども、このまま不採算路線の撤退を防ぐために補てんする形、代替バス運行を頼むという形でやっていきますと、利用者が減ってきた分、特に行政のほうが負担するということで、住民の交通の利便性を図るということを考えると、何かほかの方法は考えられるでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 企画政策課長、藤平則夫君。 ◎企画財政部次長企画政策課長事務取扱(藤平則夫君) 現実問題といたしまして、有効な対策というのはなかなか難しいと考えております。ただ、現状といたしまして、市といたしましては、事業者に経費節減に伴う合理化策、そういうものを絶えず働きかけて経費の節減を図る、その程度が現実的な対応なのかということで、対応としては、私どもも苦慮しているところでございます。 ○委員長(石井志郎君) 暫時休憩します。                 午前10時45分 休憩          ────────────────────────                 午前10時45分 開議 ○委員長(石井志郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  佐久間委員。 ◆委員(佐久間勇君) この問題はいろいろ大変な問題だと思いますが、私も本会議でも個人質問させていただいたのですが、この赤字路線バスに補てんするという形以外の方法で住民の足になるような形も考えていかなければならないかと思います。今後の検討を期待します。以上です。 ○委員長(石井志郎君) 永井委員。 ◆委員(永井庄一郎君) 総務管理運営費の中で2点ほど質問させていただきます。決算書の61ページですが、一番右端の備考欄の13ですが、弁護士委託料の246万5,000円について、昨日、残土埋立てについての訴訟の説明があったわけですが、ほかに何かあるのか、伺います。 ○委員長(石井志郎君) 行政管理課長、鈴木俊一君。 ◎総務部参事行政管理課長事務取扱(鈴木俊一君) お答えします。千葉県市町村公平委員会の平成22年千公審第1号事件の着手金ということで36万5,000円を弁護士に支払っております。これにつきましては、昨年の日赤社資の不祥事に伴う懲戒免職した者に係ります不服申し立てに係るものでございます。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) 総務防災課長、鹿島弘巳君。 ◎総務部次長総務防災課長事務取扱(鹿島弘巳君) 残りの210万円につきましては、先ほど委員がおっしゃられましたとおり、残土の関係の弁護士の着手金でございます。以上です。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 永井委員。 ◆委員(永井庄一郎君) 進みぐあいとして、どんな状況か伺います。 ○委員長(石井志郎君) 総務防災課長、鹿島弘巳君。 ◎総務部次長総務防災課長事務取扱(鹿島弘巳君) 昨年から始まっているわけでございますが、口頭弁論1回、準備を7回ほど昨年、行いました。今年度に入りまして4回ほどの準備を行いました。本日、準備の関係で千葉地方裁判所木更津支部で行われる予定になっておるわけでございますが、この後でございますが、期日ははっきり定まっておりませんが、証人喚問が予定されております。ただ、結審については、いつごろかというところまでは、私どもでは今のところわかりません。以上です。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 永井委員。 ◆委員(永井庄一郎君) 関連があるのですが、昨年の日赤の事件については大変な問題だと思ったわけですが、その後の現金管理についてはきちんとなされているかどうか、その点について確認いたします。 ○委員長(石井志郎君) 行政管理課長、鈴木俊一君。 ◎総務部参事行政管理課長事務取扱(鈴木俊一君) お答えします。いわゆる純公金と言われているものにつきましては、各部課、市全部にわたりまして、どういうものがあるかという調査を実施しまして、その扱いについては1人で扱わない、何人かで重複して検査できる体制をということで徹底しておるところでございます。以上です。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 永井委員。 ◆委員(永井庄一郎君) 次に、もう一点、同じく決算書の63ページですが、総務管理費の中の電子調達システムについて、昨年から電子入札を始められたわけですが、その状況について伺います。入札に係る人数削減、時間短縮などが図られたということですが、今後の見通しと含めてお聞きします。 ○委員長(石井志郎君) 管財契約課長、朝倉悦男君。 ◎管財契約課長(朝倉悦男君) これは前回、12月議会で平成21年から27年までの債務負担行為を可決していただきましたが、この負担金につきましてはその分の支払でございます。現在ですが、電子入札につきましては、本年度の6月1日から、それまでは名簿の書きかえがありましたので4月、5月は実施しておりませんが、6月1日からの入札に対しましては、工事、製造はすべて電子入札で実施しております。今後の予定といたしましては、平成23年度、時期ははっきりわかりませんが、委託関係、測量関係、そういうものについても電子入札で実施するような形になろうかと思います。ただ、物品につきましては、以前にも説明させていただきましたが、市内の小さい業者がかなり登録しております。その中でパソコンなどいろんな機械を用意しなければいけない。そういう関係があって、その方たちが入札に参加できるのがあるかというと、あっても年に1本か2本ぐらい。その方たちに何十万円もかけてそれだけのものを用意させるというのもどうかと考えていて、他市町村の動向を見ても、他市町村も物品については、電子入札ではなくて、いまだに紙入札をやっています。そういう関係で、富津市も物品だけは紙入札で今後もやる予定でございます。以上でございます。              〔「わかりました」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) ほかにございますか。大野委員。 ◆委員(大野裕二君) 順番が前後してしまうかもしれないですが、まず基金に関して、決算書で405ページ、あとは49ページでしょうか。土地開発基金です。ややこしい部分ですが、土地開発基金から合計1億9,000万円、今年度、繰り入れていると思うのですが、この1億9,000万円の使い道と、余剰金があれば、その扱いについて伺います。 ○委員長(石井志郎君) 財政課長、小泉義行君。 ◎財政課長(小泉義行君) 基金の使い道という御質問でございますが、土地開発基金は平成14年に振りかえ運用ということで一般会計に繰り入れて使用しておりますが、一般会計に繰り入れて使用したものの使い道は、一般財源として使用させていただいております。残額ということではなくて、一般財源に全額繰り入れしたものを一般財源として使用しております。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) そもそも、この土地開発基金の性格は一体何なんですか。 ○委員長(石井志郎君) 管財契約課長、朝倉悦男君。 ◎管財契約課長(朝倉悦男君) 当初の目的は、字のとおり、土地を買うときの基金でございます。ただし、今の各市町村の動向を見てみましても、土地開発基金につきましてはどんどん条例を廃止しています。富津市も平成20年3月議会におきまして取り崩しする一部改正をさせていただき、今回、2億円あったうちの1億9,000万円を取り崩すような形になりましたが、そのような形の性質だと思っております。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) 現実的に、一般財源として人件費に使われている部分も相当あるという受け取り方でよろしいですか。 ○委員長(石井志郎君) 財政課長、小泉義行君。 ◎財政課長(小泉義行君) 相当という表現が適切かどうかはわかりませんが、そのとおりでございます。 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) 市の財政も非常に厳しいというのは理解はしているのですが、本来、もともとのそういう目的があってためていたお金で、そのお金を投資的経費というんですか、これから富津市がやらなければいけないところなど、私から見てもたくさんあると思うのです。きのうも現地視察とかでも見ましたが、そういう将来、実になるお金の使い方というのを何とか知恵を絞ってやっていただきたいという思いがあるのですが、そのあたりの考え方はいかがでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 管財契約課長、朝倉悦男君。 ◎管財契約課長(朝倉悦男君) お答えします。確かに今、1億9,000万円取り崩しましたので、残としては1,000万円でございます。これは条例の一部改正をやったときも説明させていただきましたが、富津市には土地開発公社がございます。確かに財源としては少なくなってはおりますが、その穴埋めと言ってはおかしいですけど、その部分について先行して大急ぎで土地を買うような場合には、土地開発公社で対応させていただきたいと考えております。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) 最後に、この土地開発基金に関しては、今、条例により1,000万円は残さなければいけないよというのがあると思うのですが、今後、この土地開発基金に関しては、1,000万円のまま、これをもっとふやしていくとかという考えは、基本的にはないということになりますか。 ○委員長(石井志郎君) 管財契約課長、朝倉悦男君。 ◎管財契約課長(朝倉悦男君) 平成20年度、平成19年度、平成21年度もそうですが、大変厳しい財政状況でございますので、現在は1,000万円ですが、今後の歳入の状況を見ながら検討してまいりたいと考えております。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) 土地開発基金については、これで質問を終わりますが、最後にこの関係で、私も勉強不足なのか、405ページの基金の見方のところです。この土地開発基金1億円と土地開発基金の貸付金の扱いが非常に理解しにくかったのです。これは私だけではなくて、ほかにも多分、そう思う人もいると思うので、何か工夫ではないのですが、説明の時点でもうちょっとここの流れなどがわかりやすくなるように、できれば、次回以降の参考にしていただきたいなと思います。平成14年というと、私はまだ知らない時点のことだったので、これは聞かなかったら貸し付けが一般会計にあったとかというのもわからなかったことだし、お金を一回返して、またそれを一般会計に繰り入れているとかという、この流れとかも、もうちょっとわかりやすくしていただけるとありがたいなと思います。今のは要望です。  次に、主要施策の成果説明書のほうで少し聞いていきたいと思うのですが、まず44ページ、この電算業務委託料に関して、確認ですが、これは何社に委託しているのですか。 ○委員長(長谷川剛君) 情報課長、絹村弘明君。 ◎企画財政部参事情報課長事務取扱(絹村弘明君) この委託料につきましては、主にDSKのものでございます。ほとんどDSKでございます。 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) ほとんどDSKとはどういうことですか。わかりにくいですよね。 ○委員長(長谷川剛君) 情報課長、絹村弘明君。 ◎企画財政部参事情報課長事務取扱(絹村弘明君) メーンシステムにつきましてはDSKでございますが、ほかに日立とかが入っております。以上です。 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) それだけだとわからないので、もう少し具体的に教えていただきたいのです。時間もあるので、調べていてもらって結構です。先に進んでしまいます。  まず、今の質問に関連して、ほとんどDSK、ここにほとんど主要な部分を委託しているのは何でかという部分と、他市ではもっと分散して委託しているところもあると思うのです。そういうところを把握しているのかどうかと、そういうところと比べて富津市の委託の仕方をどう考えているのかという部分がまず1点と、その後に、52ページです。5か年関係費の中の委託料にアンケート対象者の電算抽出業務とあるのですが、金額は小さいですが、この電算抽出業務も同様にDSKに委託しているのか、それともそうではないのか、あとは、その理由について、伺います。  ここの関係で、将来人口フレーム検討業務委託の詳細と、この委託業者の選定の根拠というか基準、まずそこを一体に調べておいていただければと思います。 ○委員長(石井志郎君) 今の大野委員の質問の中で、何点か分かれるかもしれないのですが、全部、絹村情報課長のところでよろしいのですか。ほかに担当のところがあれば。企画政策課長、藤平則夫君。 ◎企画財政部次長企画政策課長事務取扱(藤平則夫君) 今お尋ねのありました5か年関係費でございますが、5か年関係費の中で委託料、アンケート対象者の電算抽出業務15万6,000円ほどの金額が書いてございますが、これにつきましてはDSKに委託しております。
     それ以外の市民アンケートの発送につきましては、市民アンケートそのものにつきましては、原稿内容は市の直営で、分析等につきましては入札を行いまして、サーベイリサーチセンターというコンサルに委託したものでございます。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) 情報課長、絹村弘明君。 ◎企画財政部参事情報課長事務取扱(絹村弘明君) 近隣ですが、君津市についてはNECを使っております。富津市についてはDSKですが、DSKは県内の市町村9団体が使っており、その中でいろいろシステムを構築しているわけですが、それは9団体には共同で開発している形で行っていますので、その市町村が同じシステムでやっています。ですから、独自開発しているところよりも安価に導入しているということでございます。以上です。 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) そうすると、今の説明から考えると、ずうっとここに委託しないといけないということになりかねないのではないかという心配もあります。それがいい悪いではなくて、もっといいものも出るかもしれないし、もっとよくて安いものも出るかもしれないと、そういうところをどうするのかという心配もありますよね。  あとは、ほかの独自でやっているところよりも安価にというのは、具体的に数字でどれくらい違うのか。同規模とかで調べれば、そんなのすぐわかると思うのですが、どれくらいコストパフォーマンスが優れているからこうなんだというものがあって、そういう答えになると思うのですが、そのあたり、いかがですか。 ○委員長(石井志郎君) 情報課長、絹村弘明君。 ◎企画財政部参事情報課長事務取扱(絹村弘明君) 確かにDSKは長い間、富津市と契約しておりますが、これを他社に変えるとなると、かなりの事務量等が出てくると思います。ただ、このままずっといくのか、あるいは今、クラウドというものが出ていますので、その辺に切りかわっていくこともあり得ると思います。その辺は、今後の流れの中で見据えていきたいと思っています。  他市との比較ですが、このシステムについては、他市と比較するというのが非常に難しいものがあります。ただ、出入りしてくる業者と話したときには、富津市のものについては安いという話を聞いております。以上です。 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) 金額について、今数字を持ってないのでしょうから、これ以上は聞きませんが、考え方として、そこにしかできないよということになると、長年継続していく部分でいろいろ把握できたりとか、なれというか、いい部分もあるかもしれないですが、逆に、もしも今の状態でその会社に何かあったりとか、もしくは事件とかがあったりとか、何かあったときに、そこはできないので切りかえなければいけないといったときに、今のやり方だと、引き継ぎではないのですが、ほかの業者が入ってくるときに、ものすごく導入コストなどもかかるでしょうし、そういう部分というのは容易に想像できるのです。そういうところを考えたときに、入札でどこがとってもある程度引き継いでいけるではないですが、そういう汎用性みたいなものをシステムとして目指していかなければいけないのではないかと、一般的に考えると思うのですが、そのあたりは担当の情報課としてはどう考えていますか。 ○委員長(石井志郎君) 情報課長、絹村弘明君。 ◎企画財政部参事情報課長事務取扱(絹村弘明君) 1社でやっていて、その会社が万が一ということを考えると、確かにそれは議員言われるとおりだと思います。ただ、基幹系、住民系を持っているために、そこに頼らざるを得ないという部分もあります。また、今後、各システムが単独で行えるものについては入札等も考えられると思います。以上です。 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) 金額も安くないですし、また、今の市政運営で重要な位置づけになると思うのです。この電算業務に万が一のことがあったりしたら大変なので、そういうところも今後、いろんな選択肢を持って考えていっていただきたいと思います。これは要望です。  続いて、45ページですが、これは参考までに教えてもらいたいのですが、サーバーラックのリース料と入室管理システムのリース料、ここの詳細を教えてください。 ○委員長(石井志郎君) 情報課長、絹村弘明君。 ◎企画財政部参事情報課長事務取扱(絹村弘明君) 入室管理システムというのは、5階にありますコンピューター室の出入りのときに、関係者以外入れないという形のために静脈認証をつけてあります。その部分の賃借料でございます。  サーバーラックですが、サーバーを導入しますと、それを据えつける棚があるのですが、その棚の賃借料でございます。以上です。 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) ラックというと、結構安価なイメージがあるから、これをわざわざ年間9万円も出して借りる必要があるのかなと思ったので、そのあたり、長いスパン、5年、10年というスパンで見て、大きな金額ではないですが、ちりも積もれば山となりますから、もし購入したほうが結果的に安いということになるのであれば、そういうことを考えてください。  次に、46ページ、ソフトウエア使用料で、このあたりに関係して、今、1人に1台パソコンが配置されていると思うのですが、このセキュリティーの関係で、サイバーテロとか、ハッカー、ハッキングとかの対象になり得ると思うのですが、その考え方と具体的な事例としてはどういうものを想定しているのか、まず伺います。 ○委員長(石井志郎君) 情報課長、絹村弘明君。 ◎企画財政部参事情報課長事務取扱(絹村弘明君) ウイルス対策ですが、これは通常、事務用に使っているパソコンでインターネット上で検索するときにウイルスが入る可能性があるということで、アンチウイルスのソフトウエアのライセンスでございます。現在のところ、ウイルスにかかったというものはありませんが、機械的に除去されたという記録は一、二件上がっております。  サイバーテロ関係につきましては、ホームページ上で攻撃されるのですが、現在のところ、富津市ではありません。以上です。 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) こことは微妙に離れてしまうのかもしれないのですが、市のシステム関係はDSKというのが全部管理をしているから、対策しているから、市のシステム関係に侵入されるおそれというのは余り想定されてないですか。 ○委員長(石井志郎君) 情報課長、絹村弘明君。 ◎企画財政部参事情報課長事務取扱(絹村弘明君) 基幹となる住基系につきましては、庁内で行っております。なお、DSKの本社にサーバーが置いてありますので、そちらとのやりとりは専属回線で行っていますので、基幹系については心配ないと思います。以上です。 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) わかりました。その辺の仕組みもかわらないので、また機会があったら、そういう部分がどうなっているのか、詳しくまた説明する機会を持っていただければと思います。  この関係で、1人1台パソコンを持っていて、インターネットにつながるし、インターネットにつなぐわけですから、現在、メールアドレスは1人1個となっていましたか。 ○委員長(石井志郎君) 情報課長、絹村弘明君。 ◎企画財政部参事情報課長事務取扱(絹村弘明君) 現在、メールアドレスは個人には付与しておりません。部単位で付与しております。以上です。 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) これは相当前から、私が議員になった直後ぐらいから言っているので、5年、6年、多分たつと思うのですが、そのときも今と現状は多分変わらず、忘れてしまったのですが、そのときも想定される問題があるみたいなことを言っていて、現在、恐らくどこに行っても、1人1つのメールアドレスがあると思うのですが、逆に市民側とか、相手先のプライバシーにかかわる部分ももしかしたらあるのかと思うのですが、メールアドレスを1人に1つ与えられない理由がないと思うのですが、どう考えていらっしゃいますか。 ○委員長(石井志郎君) 情報課長、絹村弘明君。 ◎企画財政部参事情報課長事務取扱(絹村弘明君) メールアドレスについては、各職員からも要望が上がってきております。それで、平成22年度、今年度ですが、各個人でメールが可能になるような形で、今考えております。ただ、過去については、外部メールと直接つながりますので、その辺も考慮して与えてなかったということだと思います。以上です。 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) わかりました。今年度からなるのだったら、一言そうやってさっきの説明のところで言ってくれれば、いいと思うので、そういうところの答弁を少し考えてください。 ○委員長(石井志郎君) 情報課長、絹村弘明君。 ◎企画財政部参事情報課長事務取扱(絹村弘明君) 先ほどの委託料の業者ですが、ほかに富士通、リコーリース等があります。以上です。 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) 今の答弁に対してですが、その振り分けというのは、どういう振り分けなのですか。 ○委員長(石井志郎君) 情報課長、絹村弘明君。 ◎企画財政部参事情報課長事務取扱(絹村弘明君) 富士通などにつきましては、単独のものになっております。例えば、サ―バーの保守業務や廃棄するときにデータ消去するのですが、そういうものについてはDSK以外の会社に委託しております。以上です。 ○委員長(石井志郎君) 執行部にお願いします。質問趣旨をはっきり理解して、同じ質問を何回も受けるようなことのないよう、的確な答弁をよろしくお願いしたいと思います。大野委員。 ◆委員(大野裕二君) これは答えはいいのですが、ほかのDSKが関係するシステムとかというのではなくて、そこ一つで、単独で完結するものに関しては、ほかに出るものがあるよということでいいんですよね。 ○委員長(石井志郎君) 情報課長、絹村弘明君。 ◎企画財政部参事情報課長事務取扱(絹村弘明君) はい、そのとおりでございます。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) 結構です。次に、75ページ、選挙啓発費関係ですが、金額はともかくとして、投票率の向上に向けていろいろと、全国でもいろんな取り組みもされているのですが、富津市でも前に要望か陳情が上がったことがあったと思うのですが、大型のイオンのようなショッピングモールに期日前投票所をつくるということもあると思うのです。これはほかの自治体などでも既に実現していますし、総務省もこれは推奨しているという公式な見解を示している部分もあるのですが、富津市に関しては一度、こういう話も出てきている中で、考え方としてはどうなのでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 選挙管理委員会事務局長、嶋野俊幸君。 ◎選挙管理委員会事務局長監査委員事務局長(嶋野俊幸君) 期日前投票事務につきましては、現在、本庁で午前8時半から午後8時まで、また、天羽行政センターでは午前8時半から午後5時まで実施をしております。今の委員の御質問でございますが、例えば、ジャスコ等に設置した場合ですが、システム機器の設置、また人員の配置、また投票用紙の保管をどのようにするかなど、さまざまな問題が考えられますので、また選挙管理委員会の中で前向きに検討させていただきたいと思います。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) いろいろ問題もあると思うので、簡単にすぐにとはいかないと思うのですが、来年は統一地方選もありますし、また富津市がかかわる選挙もこれから出てくると思います。考えるのであれば、そういうタイミングに合わせてできるかどうかという部分も含めて考えていっていただきたいと思いますので、これは要望です。以上です。 ○委員長(石井志郎君) ほかにございますか。岩本委員。 ◆委員(岩本朗君) それでは、まず、先ほども出ましたが、決算書の75ページのコミュニティ推進関係費、この中で指定管理料として315万2,000円という金額で各コミュニティセンターの運営を各地域の方にしていただいていると思います。また今年度は最後の5年目ということもありますが、今までこの指定管理料では運営ができないとか、いろいろな要望事項として上がってきたことがあるかないか、まずお聞きしたいと思います。 ○委員長(石井志郎君) 市民課主幹、平野正義君。 ◎市民課主幹(平野正義君) 運営に関しまして要望等は何点か来ております。 ○委員長(石井志郎君) 岩本委員。 ◆委員(岩本朗君) このコミュニティセンターの指定管理というのは、民間の企業に渡すその指定管理とはまたちょっと違った考え方で、地域の方にこのようなお金を出して運営してくださいと言っているわけであって、持ち物そのものは市のものですよね。大きな補修については予算をつけて、実施するかもしれませんが、これだけの指定管理料では運営が厳しいという声も出ています。いろいろな要望も来ているような話がありましたが、その辺をよく加味していただいて、次の5年間の契約のときには、その辺の要望を入れていただけるのかどうか、まずそこだけお聞きをします。 ○委員長(石井志郎君) 市民課主幹、平野正義君。 ◎市民課主幹(平野正義君) 要望関係につきましては、市の施設整備というものが多いため、金額が多くなりますので、市で見るということで、指定管理のほうで見るというようには考えていません。 ○委員長(石井志郎君) 岩本委員。 ◆委員(岩本朗君) 今、私が言ったのは、指定管理料として各コミュニティセンターに55万円とか65万円とか年間にこういう費用を出していますが、この金額を少し見直していただきたいという話もありますので、ここは年度末には活動した報告ということで、収支の報告もあろうかと思いますが、その辺で各地域のコミュニティセンターの運用状況をよく見ていただきたいと思います。本当に困っているところは少し増額しなければいけないのでしょうし、余裕があるところはそのままでいいのかもしれませんし、いろんなコミュニティセンターがありますので、ぜひ内容をよく検討していただきたいと思います。これは最後、要望だけにしておきます。  次に、住民基本台帳ネットワークシステムということで、平成21年度は委託料が前年度に比べますと約64万4,700円が増額になっていますが、この理由について、まずお伺いをします。 ○委員長(石井志郎君) 市民課長、鈴木良昭君。 ◎市民部次長市民課長事務取扱(鈴木良昭君) 住民基本台帳ネットワークシステム委託料につきまして、増額の理由でございます。住民基本台帳ネットワークシステム機器の更新を平成19年度末に行っております。導入機器の保守料について、平成20年度は平成20年3月から平成20年8月までの6カ月間がメーカー保守期間となっておりまして無償でございました。7カ月分を有償で保守していたところでございますが、平成21年度はこの有償保守料が1年分となっているため、金額が増額となっております。以上です。 ○委員長(石井志郎君) 岩本委員。 ◆委員(岩本朗君) この委託料は平成21年度にかかった金額が、今後もずっとかかっていくと考えればよろしいでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 市民課長、鈴木良昭君。 ◎市民部次長市民課長事務取扱(鈴木良昭君) そのとおりでございます。 ○委員長(石井志郎君) 岩本委員。 ◆委員(岩本朗君) 参考にお聞きしますが、平成21年度で住基カードをどれぐらい交付されているのか、お伺いします。 ○委員長(石井志郎君) 市民課長、鈴木良昭君。 ◎市民部次長市民課長事務取扱(鈴木良昭君) 平成21年度の住基カードの発行数は276件でございます。通算しますと、平成21年度末で1,140件、8月末でいきますと1,212件、発行しているところでございます。 ○委員長(石井志郎君) 岩本委員。 ◆委員(岩本朗君) 今、住基カードも不正な免許証によってその交付を受けるというのが千葉県下でも何件か出ていますね。この近隣では君津市でも発生しているわけですが、このような不正に対する対策をどのように考えているか、お伺いをします。 ○委員長(石井志郎君) 市民課長、鈴木良昭君。 ◎市民部次長市民課長事務取扱(鈴木良昭君) 住基カードの不正取得ですが、きょうの新聞によりますと、県内では11件、近隣では木更津市、君津市も被害に遭っていると聞いております。この対策としまして、ほとんどのものが免許証による不正請求ということになっております。この免許証の真贋を問う機械が出ております。その辺のところにつきまして、その機械を君津市につい先日、見学に行ったところでございます。そのものにつきましては、たばこのタスポと同じようなものでございますが、機械そのものは手のひらサイズぐらいでございます。そういうものの購入について検討したいと考えております。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) 岩本委員。 ◆委員(岩本朗君) 免許証を不正かどうか確認する機械を購入するのはいいのですが、その準備ができるまでの間は、どういう対応をとっていくのでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 市民課長、鈴木良昭君。 ◎市民部次長市民課長事務取扱(鈴木良昭君) 発行につきましては、現在、免許証、あるいは公的な写真が添付されたものについては即日交付が富津市の規定ではできるようになっております。その辺につきましては、現在、免許証で発行した方につきまして、これが不正かどうかというものの判断がなかなか難しい状況でございます。それについては、免許証のほかにその方のみが知り得る情報等を幾つか聞いた中で対応しているところでございます。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) 岩本委員。 ◆委員(岩本朗君) 被害に遭ったところは免許証だけではなくて、ほかの身分証明書なりを見せていただいて、交付するかどうかという対策もやっていますが、これだけいろんな不正に住基カードを取得して、銀行の口座を開設するとか、携帯電話を契約するとか、いろいろなことができるようですから、こういう不正に引っかからないように十分対応をとっていただきたいと思います。以上、要望で結構です。 ○委員長(石井志郎君) ほかに質疑ございませんか。藤川委員。 ◆委員(藤川正美君) 主要施策の成果説明書の64ページ、先ほど佐久間委員も質問しましたが、バス運行関係費について、お聞きしたいと思います。枠で囲ってある2段目の上に富津市バス路線維持費補助金交付要綱というものがあると、ここには書いてありますが、この内容を手に入れたいのですが、どこにあるのでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 企画政策課長、藤平則夫君。 ◎企画財政部次長企画政策課長事務取扱(藤平則夫君) 要綱そのものは私ども企画政策課にございます。              〔「わかりました」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 藤川正美君。 ◆委員(藤川正美君) 去年までの決算書には鹿野山線の記載があったのですが、平成21年度の決算書にはこれがないのですが、これは理由は何でしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 企画政策課長、藤平則夫君。 ◎企画財政部次長企画政策課長事務取扱(藤平則夫君) 鹿野山線が平成21年度の決算書にのっていない理由でございますが、昨年度の場合につきましては、経常黒字に転じたということで市からの支出が必要がなかったということでございます。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) 藤川正美君。 ◆委員(藤川正美君) わかりました。この補助をしている路線がたしか市内で7路線ありますが、これのそれぞれの利用者数を伺います。 ○委員長(石井志郎君) 企画政策課長、藤平則夫君。
    企画財政部次長企画政策課長事務取扱(藤平則夫君) 利用者数の関係を申し上げます。まず富津線を申し上げます。この中には黒字ですからのっていないのですが、市内の路線に富津線というのがございます。木更津駅から富津公園までの線です。その平成21年度の利用者数でございますが、12万7,084人です。湊富津笹毛線でございます。1万8,540人でございます。  続きまして、竹岡線を申し上げます。竹岡線ですが、これが2系統ございまして、上総湊駅から高島別荘入り口までの路線でございますが、3万5,474人、上総湊駅から東京湾フェリーまでの路線でございますが、1万3,365人でございます。  続きまして、戸面原線は3万2,210人、鹿野山線、こちらのほうにのっておりませんが、鹿野山線の利用者数は3万7,974人、市役所線を申し上げます。市役所線が5,944人。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) 藤川正美君。 ◆委員(藤川正美君) 今お聞きした路線ごとの数ですが、縦分けが違うような感じがします。最後にお聞きしたいのですが、この主要施策の成果説明書の中にはバス関係費として大きく3つ書かれてありますが、この成果進捗状況には市民の生活交通の維持確保が図られたと書かれていますが、このように成果説明をしている根拠はどこをもって、このよう評価されているのでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 企画政策課長、藤平則夫君。 ◎企画財政部次長企画政策課長事務取扱(藤平則夫君) この評価判断というものは、人によって、あるいは立場によってなかなか難しかろうと考えておりますが、私どもといたしましては、今残っているそれぞれの路線につきましては、市のバス路線の中で幹線に当たるものであると。今後も最低限、幹線にかかわるものについては維持をしていく必要があるだろうと理解しております。そういう中で、市民の方々の声、また利用者の反応、あるいは事業者のほうにそういう内容を伺いまして、それなりの所期の目的は達成されているのかなと判断しておりまして、このような表現になっているということでございます。              〔「わかりました」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 市民課長、鈴木良昭君。 ◎市民部次長市民課長事務取扱(鈴木良昭君) 先ほどの住基カードの発行の関係でございますが、運転免許証の識別装置につきましては、今週初めに発注してございます。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) ほかに質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) ほかに質疑もないようでございますので、1款議会費及び2款総務費についての質疑を終了いたします。  会議の途中ですが、説明員の入れかえのため、ここで暫時休憩をいたします。                 午前11時38分 休憩          ────────────────────────                 午後12時56分 開議 ○委員長(石井志郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  続いて、審査区分表2ページ、3ページの3款民生費及び4款衛生費について質疑をお受けいたします。質疑ございませんか。佐久間委員。 ◆委員(佐久間勇君) 決算書の97ページ、要援護者安心マップ作成委託料について、マップ作成の進捗状況を教えてください。 ○委員長(石井志郎君) 社会福祉課長、藤平 稔君。 ◎健康福祉部参事社会福祉課長事務取扱(藤平稔君) 要援護者安心マップにつきましては、平成21年度に導入したわけでございますが、社会福祉課、介護福祉課、消防本部、総務防災課でそのシステムを見られるように構築をいたしたわけでございます。今のところ、幸いにも大きい災害がなく、それを活用しているということも特にはございませんが、この導入によりまして、画面上に住宅地図を出しまして、要援護者二千数百人の情報が一目で見られることになったわけでございます。今後につきましては、そこに附帯事項といいますか、今、個人情報が見られるようになっておりますので、そこに例えばがけ崩れ情報であるとか、そういうものをつけていきたいと考えております。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) 佐久間委員。 ◆委員(佐久間勇君) その関連になりますが、要支援ネットワークとして災害時には自主防災組織の協力をいただくことになっておりますが、個人情報をどこまでの範囲で教えることができるかを聞きたいのですが。 ○委員長(石井志郎君) 社会福祉課長、藤平 稔君。 ◎健康福祉部参事社会福祉課長事務取扱(藤平稔君) ことしの5月の全体区長会議におきまして、各区長方に各区から上がってきました要援護者の名簿をお渡しいたしまして、災害時、あるいはまた平常時も含めまして、何かあった場合には、その名簿を活用していただきまして、支援をしていただくというようなことでお願いしております。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) 佐久間委員。 ◆委員(佐久間勇君) その個人情報的なものの中で、要援護者の情報をマップ上に落とし、さらに地図上に落として、その内容を知っている人、例えば、民生委員もその中に含んだりしますでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 社会福祉課長、藤平 稔君。 ◎健康福祉部参事社会福祉課長事務取扱(藤平稔君) 平常時の見守りにつきましては、地区社会福祉協議会が市内に11あるわけですが、そこの方々が中心になって支援をしておるわけです。その中には民生委員、あるいはふれあい推進員、あるいはPTAの方、さまざまな方がその中に含まれているわけでございますが、その方々が平常時につきましては平常時の名簿に基づきまして、各家庭を回って支援をしているということでございます。災害時につきましては、先ほど申し上げましたように、区長に名簿をお渡ししてありますので、その区長が自分の区を応援してくれている方々と一緒に、その名簿に基づいて支援をすると。  民生委員もその中に入るかということでございますが、これは当然、平常時もそういう名簿を見ておりますし、災害時の中でもそういう名簿を使って支援に協力していただくということで考えて結構だと思います。 ○委員長(石井志郎君) 佐久間委員。 ◆委員(佐久間勇君) ありがとうございます。その中で、結局、名簿だとどこに住んでいるかというのはなかなか一概にわかりませんが、それをマップ上に落とし込んだもの、それは紙として行政からお渡しする形はとるのでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 社会福祉課長、藤平 稔君。 ◎健康福祉部参事社会福祉課長事務取扱(藤平稔君) これは通常の本になっているゼンリンの地図がありますが、そういう地図を市でコピーをして、そこに特定の人の情報、例えば丸をつけて、そこに情報を書いたりしたものを外に出すだけでも、今は個人情報に違反するということを聞いておりますので、当初はそういうことでマップをコピーしたものを援護する区なりに渡せれば一番いいと思っていたのですが、それも個人情報だということ、また会社側に聞いてみましても、そういうものを出す場合には、また別の契約が必要だということを言われておりますので、その辺につきましては市からマップのコピーなどを出すことは考えておりません。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) 佐久間委員。 ◆委員(佐久間勇君) わかりました。せっかく一目でわかるマップというものをある程度つくるということで、作成委託料をかけてできたと思うのですが、それが実際に機能しないと無駄になる可能性も出てきます。個人情報の保護という非常に難しい面と、災害弱者をいち早く救護できるような資料にしたいということと交錯する部分がありますが、極力、いい方向に持っていってもらいたいと思います。以上です。 ○委員長(石井志郎君) ほかに質疑ございませんか。永井委員。 ◆委員(永井庄一郎君) 主要施策の成果説明書91ページです。施設入所者措置事業ですが、養護老人ホームの件について伺います。このページの養護老人ホーム措置費用として52人、9,467万9,668円となっていますが、これは天羽養護老人ホームを含むわけですね。 ○委員長(石井志郎君) 介護福祉課長、藤江洋史君。 ◎健康福祉部参事介護福祉課長事務取扱(藤江洋史君) 天羽養護老人ホームを含む4施設でございます。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 永井委員。 ◆委員(永井庄一郎君) できれば、ほかの3施設も教えていただきたいと思います。 ○委員長(石井志郎君) 介護福祉課長、藤江洋史君。 ◎健康福祉部参事介護福祉課長事務取扱(藤江洋史君) 天羽養護老人ホームが34人、楽生園が14人、館山養護老人ホームが3人、猿田荘が1人、計52人でございます。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 永井委員。 ◆委員(永井庄一郎君) 次に、天羽養護老人ホームについて、私の住まいの近所ですが、最近、ある人から、今度、指定管理者になるという話を聞いたわけですが、この経緯を伺います。 ○委員長(石井志郎君) 介護福祉課長、藤江洋史君。 ◎健康福祉部参事介護福祉課長事務取扱(藤江洋史君) 天羽養護老人ホームの指定管理者制度につきましては、ただいま君津広域市町村圏のほうで検討しております。経緯につきましては、人件費の高騰等により運営が厳しくなってきたものということでございます。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 永井委員。 ◆委員(永井庄一郎君) もう少し細かく、いつごろから協議されたのか、いつから指定管理者による運営になるか、なぜ、そういう状況になったか、再度説明願います。 ○委員長(石井志郎君) 執行部の答弁を求めます。介護福祉課長、藤江洋史君。 ◎健康福祉部参事介護福祉課長事務取扱(藤江洋史君) 来年の4月からの予定でございます。 ○委員長(石井志郎君) 済みません。最初の答弁と合っていないので、その辺、しっかり打ち合わせしていただかないと、わからないというのが来年4月では答弁が合わないと思いますが。介護福祉課長、藤江洋史君。 ◎健康福祉部参事介護福祉課長事務取扱(藤江洋史君) 現在、君津広域市町村圏のほうで指定管理者検討委員会を設けまして、そこで検討しております。 ○委員長(石井志郎君) 健康福祉部長、森田益光君。 ◎健康福祉部長(森田益光君) お答えいたします。広域市町村圏事務組合が4市からの負担金等に基づいて天羽養護老人ホームは経営しておるわけでございますが、直営ではいろいろな人件費もありまして、指定管理者制度を導入することに決定いたしまして、平成21年度から検討してまいりました。今年度、平成22年度に公募をいたしまして、それは広報等で御存じだと思いますが、応募した社会福祉法人の中から1法人を決定して、来年以降、指定管理者制度を導入するということです。ただ、条件がいろいろございまして、人件費を中心とした運営費を主な指定管理。だから、何もかもすべて任せるのではなくて、人間の泊まりとか資格のある方の介護とか、天羽養護老人ホームは経済的に支障のあるお年寄りの世話をする。特別養護老人ホームと違いまして、自分のことは自分でできるお年寄り。ただ、経済的な理由で在宅生活ができない方、だれも養護してくれる方がいない、住宅が古いとか、そういう条件で入った低所得者の方々でございますので、その方々は自分で自分のことはできるというのが原則なのですが、実際は高齢化が進みまして、平均年齢が80歳を越えておりまして、自分のこともおぼつかない部分がございまして、夜間の人員配置とか、いろんな面で人件費の関係がございますので、その点で指定管理者制度を導入することに決定した次第でございます。  間もなく指定管理を受ける法人も決定して、スムーズに指定管理者制度に移行できるかと考えております。以上でございます。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 永井委員。 ◆委員(永井庄一郎君) 今、このことをなぜ聞いたかといいますと、私は年に何回かは施設に顔を出しているのです。自分が出ていますし、自分も天羽地区議員協議会の役員になっているので、担当地域の物事について担当部署で事前にこういうようになるよとか、もっと横の連絡を密にしてもらいたいと思って、きょう、これを質問したわけです。来年からスタートですが、そういう指定管理者にしなければいけない理由が、こういうわけでこうだから、永井さん、こうなるかもしれないけれども、最終的にはそれを検討中とか、そういうものを担当地区の議員なりに事前に言われれば、天羽地区の議員にもこういうようになりますよとか説明ができるのだけれども。今後については地域に関係することは、幾ら4市でやっていても負担金は富津市も出していますから、そういうことの中で説明をいただきたいという意味で質問をしたのです。 ○委員長(石井志郎君) 平成21年度決算の審査をしておりますので、今の内容につきましては担当部長から改めて永井委員に説明をしていただくということで、この問題は打ち切ります。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 永井委員。 ◆委員(永井庄一郎君) 次に、主要施策の成果説明書の99ページから109ページの自立支援給付事業についてです。99ページのオストメイト対応トイレ設置工事から始まりまして、最終的に109ページまで12の自立支援給付事業があるわけですが、この主要施策の成果説明書に載っていないのはわかるのですが、これは12事業を寄せると結構な補助事業ですが、この主要施策の成果説明書では、一般会計から幾ら出て、県から幾ら出て、国から幾ら補助しているというのが全然見えないのです。できたら、これだけ連続的な支援事業をやるのなら、これを全部寄せた金額、できれば、今後、主要施策の成果説明書にはわかりやすく内訳を載せていただきたいということで、一つ質問したわけです。 ○委員長(石井志郎君) 国、県、市のほうの割合、金額がわかりましたら、総額で結構ですから、御説明できますか。社会福祉課長、藤平 稔君。 ◎健康福祉部参事社会福祉課長事務取扱(藤平稔君) この主要施策の成果説明書の中に合計金額、事業費が出ておるわけでございますが、この自立支援につきましては、国が2分の1、県が4分の1でございます。市が4分の1でございます。今、御指摘がありましたとおり、平成22年度の主要施策の成果説明書につきましては、今後、ここに補助率を明確に記入するようにいたします。               〔「もう一点」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 永井委員。 ◆委員(永井庄一郎君) 主要施策の成果説明書の117ページですが、相談支援事業について伺います。千葉県指定相談事業所に委託してあるということですが、この一番下の表に決算額及び執行内容の中で相談支援センター天羽で訪問が12件、外来が1件ということで7万7,090円となっています。金額はどちらでもいいのですが、そういう相談支援センター天羽はどこにあるか伺います。 ○委員長(石井志郎君) 社会福祉課長、藤平 稔君。 ◎健康福祉部参事社会福祉課長事務取扱(藤平稔君) 相談支援センター天羽につきましては、元東京電力の跡に太陽のしずくという施設がございますが、その中にございます。 ○委員長(石井志郎君) 永井委員。 ◆委員(永井庄一郎君) 長浜ですか。               〔「そうです」と呼ぶ者あり〕 ◆委員(永井庄一郎君) 今、マスヤさんの隣ですか。 ○委員長(石井志郎君) 社会福祉課長、藤平 稔君。 ◎健康福祉部参事社会福祉課長事務取扱(藤平稔君) 豊岡光生園がやっております太陽のしずくでございまして、元東京電力だったところの跡地を使ってやっておるところでございます。               〔「結構です」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) ほかに質疑はございませんか。松原委員。 ◆委員(松原和江君) 今の最後の自立支援のことと関連してですが、私も国庫支出金の障害者介護給付負担金がふえていて、県の負担もふえているのですが、それがどこに使われているのか、見ようと思っても本当にわからなかったのですね。今回はこんなにふえたということは、障害者がすごくふえているのか、それとも新しい事業を平成21年度やったのか、そこを教えてください。 ○委員長(石井志郎君) 社会福祉課長、藤平 稔君。 ◎健康福祉部参事社会福祉課長事務取扱(藤平稔君) 特に介護給付費等が増加した理由でございますが、まず1番目には、平成21年度に報酬単価の改正がございまして、平均で5.1%のアップがあったということで、これは平成21年度予算をつくるときには、まだ報酬単価等のアップが明確でなかったものですから、これは補正予算で対応したところでございます。  2番目の理由といたしまして、介護保険で不足するサービスを障害福祉サービスに求めているということがございます。通常65歳以上の方は介護保険で対応することになっておりますが、これには限度額がございまして、この限度額を超えた分、要するに不足した分を自立支援法の自立支援サービスを利用するということで、利用者がふえているということが1点でございます。  以前は高齢者の方は身体障害者手帳を取得する方が極めて少なかったわけでございますが、高齢になっても身体障害者手帳とかをとってサービスを利用する方がふえているということが言えると思います。  この自立支援制度につきましては、平成18年度に創設されたわけでございますが、それから4年ほどがたちまして、その制度がかなり浸透してきているということが言えると思います。これは平成22年度から、御案内のとおり、低所得者の方、市民税非課税世帯の方につきましては、障害福祉サービス、あるいは補装具の自己負担がなくなったということで利用しやすくなったということが言えると思います。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) ほかに質疑はございませんか。大野委員。 ◆委員(大野裕二君) 2点ほど伺います。まず初めに、主要施策の成果説明書の126ページ、私立保育所の運営事業についてで、幾つか補助金があるのですが、すべてとは言わないのですが、例えば5番の保育士設置費補助金が全部同じ金額になっています。この意味合いを教えてもらえますか。 ○委員長(石井志郎君) 児童家庭課長、石井早苗君。 ◎健康福祉部参事児童家庭課長事務取扱(石井早苗君) この(5)私立保育所予備保育士設置費補助金でございますが、これにつきましては、それぞれの保育所に1名の保育士を増しているということで、金額的に同じ金額になっているところでございます。 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) わかりました。金額がそれぞればらばらなものがあると思うのですが、それぞれ個別でなくていいのですが、金額の根拠を教えてください。 ○委員長(石井志郎君) 児童家庭課長、石井早苗君。 ◎健康福祉部参事児童家庭課長事務取扱(石井早苗君) それでは、(2)の私立保育所職員給与改善費補助金ということで、それぞれ金額がまちまちになっております。これは富津市内の私立保育園の運営費補助ということでございまして、それぞれ常勤職員には9,000円、また、正職員以外については6,500円を支給しているということで、それぞれ金額がまちまちになっております。例えば、富津保育園については、正規が31人で正規以外が2人、大貫については、正規が12人でそれ以外が3人、和光が23人で全部正規です。青堀保育園については、常勤が24人、あと非常勤、それぞれ産休や育休をとっている関係がございまして、こういう金額になっているということでございます。以上です。 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) わかりました。あともう一点、主要施策の成果説明書の141ページ、伝染病予防対策事業で、乳剤など薬剤を配布しているということですが、これは多分、私も見たことあるのですが、まず、この効果は、どうやって把握されているんですか。 ○委員長(石井志郎君) 環境保全課長、福原文雄君。
    ◎環境保全課長(福原文雄君) まず、このごみゼロ運動に関して、薬剤と錠剤をまず配っております。配る量につきましては、各区の区長にアンケートをとりまして、どのぐらい必要かということを把握しまして、その数量を各区に配っております。  乳剤につきましては、側溝とかそういったところにまいて蚊の抑制を図ります。錠剤につきましても、ボウフラを成虫にかえさない効果のある錠剤を使っております。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) これは配布したものがすべてというか100%とは言わないのですが、しっかり使われているというのは確認されているのでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 環境保全課長、福原文雄君。 ◎環境保全課長(福原文雄君) 使われているか使われていないかの確認ですが、もし余った場合、市のほうに区から引き取ってもらえないかということで依頼があります。1缶余っている場合は1缶全部、市のほうで引き取っております。そういったことで確認はしております。 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) 具体的に引き取っている数をわかったら教えていただきたいのと、その引き取ったものの扱いについて教えてください。 ○委員長(石井志郎君) 環境保全課長、福原文雄君。 ◎環境保全課長(福原文雄君) 平成21年度に関しましては18リットル缶を1缶引き取っております。あとは全部使っております。その処分につきましては、一応はストックしまして、処理業者、そういったところへ出す考えでおります。 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) わかりました。これ、無駄ではないかと市民の方から話を聞くので、実際のところ、これが今、本当に必要なのかどうか。必要だったら、もちろん続けるべきだと思うのですが、来年度以降、またいろんな形で現状把握していただきたいと思います。以上です。 ○委員長(石井志郎君) ほかに質疑はありませんか。岩本委員。 ◆委員(岩本朗君) 衛生費の関係でクリーンセンターについて、何点か質問させていただきます。まず1点目は、クリーンセンターの管理運営事業の費用として8,143万円という金額が出ていますが、前年度と比べますと450万円ぐらいふえていますが、この理由について伺います。 ○委員長(石井志郎君) 環境保全課長、福原文雄君。 ◎環境保全課長(福原文雄君) 大きな理由としましては、工事請負費の修繕工事関係が509万円ほどふえております。これは何で必要かといいますと、クリーンセンターには結構いろいろな機器がございまして、それを正常に運転を図るために延命を図る、そういった観点から機器の消耗品、ベアリングやメカニカルシートなど、そういったものを定期的に交換して、機器の延命を図るために、この修繕工事を実施しております。その分がふえております。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 岩本委員。 ◆委員(岩本朗君) それでは、需用費の中で光熱水費が前の年と比べますと192万6,608円下がっていますが、これは何か努力をされた結果、このように下がっているのか、お聞きします。 ○委員長(石井志郎君) 環境保全課長、福原文雄君。 ◎環境保全課長(福原文雄君) クリーンセンターの光熱水費につきましては、まず電気料ですが、電気の使用量につきましては、前年度の平成20年度と比べますと1万6,207キロワット/アワーほどふえております。料金は179万7,647円ほど減っております。これはどういうことかというと、東京電力の燃料調整額、そういったものが減った関係で使用量はふえているけれども、料金が減っていると推測されます。これが1つ目の減った大きな要因です。  あとは水道使用料、これにつきましては、前年度と比べるとマイナス431トン、19万円ほど減量になっております。  下水道処理につきましては、プラス331トンで6万5,636円ほど増額になっております。  一番大きな要因は、東京電力の電気料金、それが使用量がふえているにもかかわらず、料金が減ったと、それが大きな要因でございます。 ○委員長(石井志郎君) 岩本委員。 ◆委員(岩本朗君) 電気代が安くなったということでいいのですが、それでは主要施策の成果説明書の160ページ、161ページを見ていただくと、クリーンセンターの修繕ということで修繕内容等が載っていますが、下のほうに計装設備(PLCバッテリー交換)修繕工事があります。これらのバッテリーの交換については、周期は何年となっているのでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 環境保全課長、福原文雄君。 ◎環境保全課長(福原文雄君) 計装設備はメーンの設備でございまして、定期的にかえるには4年から5年が目安でございます。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 岩本委員。 ◆委員(岩本朗君) 修繕については内容を聞かせていただきましたので、あとクリーンセンターの運営費の受益者負担ということで、諸収入の雑入のところに入ってくるお金についてお聞きしますけれども、これは今、新富の企業から受益者負担金をいただいていると思うのですが、今の企業数は何社になるのでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 環境保全課長、福原文雄君。 ◎環境保全課長(福原文雄君) クリーンセンター運営費受益者負担金ですが、事業者数は3社でございます。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 岩本委員。 ◆委員(岩本朗君) これは新たに進出した企業については、こういった負担金というのは発生しないのでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 環境保全課長、福原文雄君。 ◎環境保全課長(福原文雄君) 新たな企業については、そのエリアが下水道区域外になっていまして、その下水道区域外では本来は独自に処理しなければいけないところでございますが、処理できないということで、富津市のクリーンセンターへ依頼があった、そういった経緯でこの3社を引き入れております。 ○委員長(石井志郎君) 経済環境部長、中島照夫君。 ◎経済環境部長(中島照夫君) 岩本委員がおっしゃったのは、新富地先の新たな企業というお話だと思いますが、そこの地域については君津富津広域下水道組合の下水道が配備されておりますので、そちらに行っております。先ほど福原環境保全課長が申し上げたように、下水道区域外のもののみ、し尿処理センターで処理しております。以上です。              〔「わかりました」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 松原委員。 ◆委員(松原和江君) 保育所運営負担金のことで伺います。国と県の負担金が減っているのですが、本来ならばふえていいはずなのですが、どうして減っているのでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 児童家庭課長、石井早苗君。 ◎健康福祉部参事児童家庭課長事務取扱(石井早苗君) 国と県…… ○委員長(石井志郎君) 松原委員。 ◆委員(松原和江君) 負担金が300万円減っていますよね。 ○委員長(石井志郎君) 歳入と歳出で質問されていますか。松原委員。 ◆委員(松原和江君) 歳出は119ページです。 ○委員長(石井志郎君) 歳出が119ページで、歳入が。松原委員。 ◆委員(松原和江君) 33ページ、39ページです。違いました。 ○委員長(石井志郎君) 保育所費ですか。               〔「そうです」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 保育所費だと118ページかな。119ページ、120ページ。松原委員。 ◆委員(松原和江君) 33ページが国の負担金で、39ページは県の負担金なのです。保育所運営費負担金、減ってないですか。 ○委員長(石井志郎君) 児童家庭課長、石井早苗君。 ◎健康福祉部参事児童家庭課長事務取扱(石井早苗君) この点については、決算書の33ページの中ほどに保育所運営費負担金ということであります。これは8,010万円ですね。昨年は7,657万4,720円ですから、現実的に平成20年度と比べてふえております。 ○委員長(石井志郎君) 平野委員。 ◆委員(平野明彦君) 決算書の97ページですが、要援護者安心ネットワーク支援事業の中に要援護者リスト作成委託料というのがあって、次に、県の緊急雇用創出事業臨時特例基金事業の中で要援護者リスト作成事業とあります。この作成委託料とこっちのリスト作成事業の違いを教えていただけますか。 ○委員長(石井志郎君) 社会福祉課長、藤平 稔君。 ◎健康福祉部参事社会福祉課長事務取扱(藤平稔君) 97ページの要援護者リスト作成委託料につきましては、4月1日で65歳になる方のリストをDSKに出してもらう、その委託料でございます。98ページのリスト作成事業というのは、この題目が要援護者リスト作成事業となっておりますが、これは緊急雇用創出事業臨時特例基金を使いまして、要援護者のリストの管理をパソコンでしていただいたり、あるいは登録してある要援護者の方の変更等に係る仕事をしていただくという意味でございます。以上でございます。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 平野委員。 ◆委員(平野明彦君) 同じく97ページです。住宅手当緊急特別措置事業とあります。これは国の住宅手当緊急特別措置事業補助金と連動すると思うのですが、補助金が67万2,000円で、この住宅手当支援費が7万円というと、この辺を教えていただけますか。 ○委員長(石井志郎君) 社会福祉課長、藤平 稔君。 ◎健康福祉部参事社会福祉課長事務取扱(藤平稔君) 平成21年度の10月からこの事業が始まったわけでございますが、この事業は離職者であって、就労能力あるいは就労意欲のある方のうち、住宅を喪失、または喪失するおそれのある方を対象としてこの手当を出しているわけでございますが、97ページにございます扶助費で住宅手当支援費に7万円とありますが、これにつきましては1人の方が1月に申請されまして、1カ月の最高額が3万7,200円ということですが、実際にはアパート代が3万5,000円でございましたので、3万5,000円掛ける2月、3月分で7万円ということでございます。  歳入のほうで、35ページの住宅手当緊急特別措置事業補助金で67万2,000円とありますが、これは先ほど申し上げましたが、基準額3万7,200円ということで、10月に始まりましたので、3月までの6カ月ということで、3万7,200円掛ける3人の6カ月分ということで66万9,600円と。それからコピー代が2,400円ということで、この合計が67万2,000円でございまして、67万2,000円をいただいたのですが、実際には7万円しか出なかったということで、この差額につきましては、この9月補正でお願いしましたが、返還ということでございます。以上でございます。               〔「もう一点」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 平野委員。 ◆委員(平野明彦君) 主要施策の成果説明書の124ページ、母子自立支援員事業の中の相談業務ですが、相談件数が延べ100件となっていますが、これは前年までに比べると急激にふえているのですが、この辺は何かあったのでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 児童家庭課長、石井早苗君。 ◎健康福祉部参事児童家庭課長事務取扱(石井早苗君) 平成20年度は28件だったと思います。相談件数が延べで100件ということで、この母子自立支援員が同じ方に何度も何度もかかわりを持った延べ数ということで100件ということでございます。母子自立支援員でございますが、これは平成21年にはDVが4件ございまして、電話対応、また来所していただいて、それぞれさまざまな対応をした、その総数が100件ということで御理解を賜りたいと思います。 ○委員長(石井志郎君) ほかにありますか。松原委員。 ◆委員(松原和江君) 国と県の保育所運営費負担金の件ですが、確かに国と県はふえているのですが、市が支出する保育所関係の費用が、決算書の119ページですが、支出済額が6億3,900万円になっているわけですね。去年は6億4,200万円だったのです。国や県がふえているのに、どうして市のほうが減ったのか。 ○委員長(石井志郎君) 児童家庭課長、石井早苗君。 ◎健康福祉部参事児童家庭課長事務取扱(石井早苗君) 基本的には、毎年、児童が減っておりまして、昨年は保育所入所で月平均しますと620人の子供が入所していたわけですが、平成21年度につきましては602人ということで、要するに児童数の減少ということでございます。 ○委員長(石井志郎君) 松原委員。 ◆委員(松原和江君) 児童数が減少したから支出する額が少なかったけれども、国からと県からの補助はふえているということなのですか。 ○委員長(石井志郎君) 児童家庭課長、石井早苗君。 ◎健康福祉部参事児童家庭課長事務取扱(石井早苗君) これについては、私立に入っている子供が多いため、補助金がふえたということでございます。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 松原委員。 ◆委員(松原和江君) その金額とは関係ないですが、保育園の今年度の決算カードを見ましたら、富津市の保育所施設充足率は90.何%、いつも104%ぐらいなのですが、充足してないということになってしまっているのですが、計算の仕方が変わったのですか。 ○委員長(石井志郎君) 児童家庭課長、石井早苗君。 ◎健康福祉部参事児童家庭課長事務取扱(石井早苗君) これは主要施策の成果説明書の125ページに書かれておりまして、真ん中辺に定員の充足率ということで、公立が53.5%、私立が96%、合計で74.6%ということでございます。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 松原委員。 ◆委員(松原和江君) 決算カードには、今年度は保育所施設充足率90.3%と書いてあるのです。平成20年度のところは、保育所施設充足率125.3%と書いてあるのです。 ○委員長(石井志郎君) 松原委員、決算カード……。 ◆委員(松原和江君) 決算とは関係ないけれども、でも、保育所のことでもって不思議だと思って聞いたのですが。 ○委員長(石井志郎君) 決算カードは。松原委員。 ◆委員(松原和江君) ここに。この間いただいた決算カードは間違いですか。 ○委員長(石井志郎君) 要するに、配付された資料ですよね。松原委員。 ◆委員(松原和江君) そうです。90.3%と書いてあります。 ○委員長(石井志郎君) 暫時休憩します。                 午後1時44分 休憩          ────────────────────────                 午後1時44分 開議 ○委員長(石井志郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  健康福祉部長、森田益光君。
    ◎健康福祉部長(森田益光君) お答えいたします。今、御質問のことでございますが、今言われたのは施設整備率のほうでございまして、決算のほうで主要施策の成果説明書に載っております125ページの定員充足率は平米の関係で各保育所に定員数が決められておりまして、それに対する実入所児童の割合でございますので、そちらの施設の整備のほうの関係は富津市としてはタッチしておりませんので、申しわけございません。その施設の整備の出し方につきまして、統計的な処理だと思いますが、あくまでも施設だということで、児童に対する割合ではないということで御理解賜りたいのですが。富津市は平米で1,010人の定員になっておりますが、この定員も3歳未満児とか4歳が何平米とか、そういう平米だけの定員でございまして、ゼロ歳児がいっぱいふえたから保育士がいっぱい必要だと、本質的にはそのとおりでありまして、定員自体は年齢別ではございませんので、富津市の定員充足率というのは、保育所は結構大きなものですから、このような実入所児童と比べますと74.6%になっております。 ○委員長(石井志郎君) 松原委員。 ◆委員(松原和江君) それはわかるのですが、何で決算カードが去年とことしと違うのかと、私は聞いているのです。だから、統計のとり方が違ってこういうことになったのか、それとも単なる間違いなのかということなのです。 ○委員長(石井志郎君) 暫時休憩します。                 午後1時47分 休憩          ────────────────────────                 午後1時50分 開議 ○委員長(石井志郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  担当部長から説明をお願いいたします。健康福祉部長、森田益光君。 ◎健康福祉部長(森田益光君) お答えいたします。的外れな回答をいたしまして、まことに申しわけございませんでした。今の施設整備率ということで、その施設整備率の出し方等につきましては、今、手元に資料がございませんので、毎年出し方があろうかと思いますので、それを精査した上で御回答申し上げたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(石井志郎君) ほかに質疑ございませんか。渡辺委員。 ◆委員(渡辺務君) 決算書の105ページです。3款民生費の社会福祉費、老人憩の家とふれあいシニア館についてですが、2款のコミュニティセンターのときにも同じ質問をさせていただいたのですが、款ごとということなので、申しわけないのですが、同じ質問をさせていただきます。この老人憩の家とふれあいシニア館の管理運営事業、この中で指定管理料があるのですが、この内訳をお聞かせください。 ○委員長(石井志郎君) 介護福祉課長、藤江洋史君。 ◎健康福祉部参事介護福祉課長事務取扱(藤江洋史君) 主要施策の成果説明書の94ページになります。老人憩の家につきましては、富津老人憩の家が190万7,000円、大佐和老人憩の家が187万7,000円、天羽老人憩の家が180万3,000円でございます。ふれあいシニア館につきましては、青堀ふれあいシニア館が54万2,000円、大貫ふれあいシニア館が101万円、関豊ふれあいシニア館が106万7,000円でございます。 ○委員長(石井志郎君) 渡辺委員。 ◆委員(渡辺務君) この内容は、光熱水費以外に何かありますでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 介護福祉課長、藤江洋史君。 ◎健康福祉部参事介護福祉課長事務取扱(藤江洋史君) 内容につきましては、光熱水費、あるいは法定点検委託料、あるいは人件費等でございます。 ○委員長(石井志郎君) 質問の前に、質問内容に沿った答えをしてください。主要施策の成果説明書を読んでくれとは言っていませんので、今、内容を質問していましたので、その辺、時間の無駄になりますから、しっかりお願いいたします。渡辺委員。 ◆委員(渡辺務君) そうすると、老人憩の家、ふれあいシニア館に関して、両方なのですが、人件費はこの指定管理料に含まれているということでよろしいですか。 ○委員長(石井志郎君) 介護福祉課長、藤江洋史君。 ◎健康福祉部参事介護福祉課長事務取扱(藤江洋史君) 老人憩の家につきましては常駐をしていただいておりますので、人件費が含まれております。ふれあいシニア館につきましては、人件費は含まれておりません。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 渡辺委員。 ◆委員(渡辺務君) そうすると、シニア館は地元の人たちがほとんど無償に近い形でやっていらっしゃると思うのですが、人件費というのは全く出ていないのでしょうか。それとも利用料金で賄われているのでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 介護福祉課長、藤江洋史君。 ◎健康福祉部参事介護福祉課長事務取扱(藤江洋史君) そのとおりでございます。利用料金で賄っていただいております。 ○委員長(石井志郎君) 渡辺委員。 ◆委員(渡辺務君) コミュニティセンターの質問のときと重なるのですが、例えば将来、予測されるであろう保守料、設備の更新とか、そういうもの、あるいは、また既に更新とか整備の必要な設備というものを更新していくときに、どういう方針で取り組んでいるかをお聞かせいただきたいと思います。 ○委員長(石井志郎君) 介護福祉課長、藤江洋史君。 ◎健康福祉部参事介護福祉課長事務取扱(藤江洋史君) 毎年度末に事業報告書を上げていただいております。その中でこういう部分を修理願いたいという要望も上がってきております。それらを検討いたしまして、優先順位をつけまして修繕しております。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 渡辺委員。 ◆委員(渡辺務君) 優先順位には何か決まりがありますか。どういう順位でなさっているのでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 介護福祉課長、藤江洋史君。 ◎健康福祉部参事介護福祉課長事務取扱(藤江洋史君) 限られた予算の中でやっておりますので、我慢していただくものについては、少し我慢していただくということで、利用者本位に考えております。 ○委員長(石井志郎君) 渡辺委員。 ◆委員(渡辺務君) この老人憩の家、ふれあいシニア館についての最後の質問ですが、先ほどと同じですが、例えば、これも指定管理者制度をとっていて、その中で単純に経費削減しろと言われても、いろんな施設がそうだと思うのですが、限界に近いところまで来ていると思います。ただ、指定管理料とか、あるいは保守点検料とかと、ある程度、もらい切りの部分とかというところは、工夫の仕方によってはもう少しうまく、これは報酬を減らせとか、そういうことではなくて、お金の出し方を工夫することによって、もうちょっと効率的になる余地が少しはあるのではないかという気がして、この質問をさせていただいているのですが、それを決めていくには予算使い切りという形よりも、報償制度というか、インセンティブ、例えば利用者数の増減とか、そういうものによってもある程度考慮されて、そういう仕組みを入れていったらどうかと思うのですが、その辺についてお考えありますでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 介護福祉課長、藤江洋史君。 ◎健康福祉部参事介護福祉課長事務取扱(藤江洋史君) 確かに今言われた利用料につきましては、基本的にといいますか、各管理者の収入となりますので、当然、利用が高まれば管理者のほうの収入も多くなる。ですから、そういうことでやっていただいております。 ○委員長(石井志郎君) 渡辺委員。 ◆委員(渡辺務君) 例えば、そこに建物のメンテナンスも含めて、新しい考え方をぜひ取り入れていただきたいと、これは要望です。  あと2つ質問させていただきます。133ページ、4款1項保健衛生費の2目予防費ですが、各種の予防接種料の4,186万1,000円の支出をしておりますが、これが主要施策の成果説明書で見ると8種類ありますが、この内訳はお答えいただけますでしょうか。主要施策の成果説明書だと134ページです。 ○委員長(石井志郎君) 担当者の答弁を求めます。健康づくり課長、嶺 道輝君。 ◎健康福祉部次長健康づくり課長事務取扱(嶺道輝君) 予防接種関係ですが、少し時間をいただきたいと思います。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 渡辺委員。 ◆委員(渡辺務君) 結構です。私が伺いたかったのは、日本脳炎です。全体の費用の内訳を教えていただきたかったのと、日本脳炎に関して、県などで副作用の問題とかいろいろ議論されているところなのですが、市としての考え方をお伺いしようと思ったのですが、それがお答えいただければ、それで結構です。 ○委員長(石井志郎君) 健康づくり課長、嶺 道輝君。 ◎健康福祉部次長健康づくり課長事務取扱(嶺道輝君) 日本脳炎予防接種の考え方でございますが、これはマウス由来の日本脳炎ワクチン接種に重症患者が発生しておりまして、平成17年5月に定期予防接種の日本脳炎ワクチンの接種の積極的勧奨を控えてくださいという話が厚生労働省からありました。その後でございますが、厚生科学審議会予防接種部会の下にあります日本脳炎に関する小委員会におきまして、これを再検討した結果、第1期の予防接種については乾燥細胞培養ワクチンというのがございまして、これは安全性とか供給が何とかできるということで、積極的な勧奨を行うということになりまして、平成22年4月1日から厚生労働省のほうから通知が来ておりまして、市といたしましても、この第1期の標準接種期間に該当する方、これは平成22年度において3歳のお子さんでございますが、それに対しまして積極的勧奨をするように進めております。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) 渡辺委員。 ◆委員(渡辺務君) ありがとうございました。それでは、次の質問です。決算書の149ページ、衛生費です。4款2項清掃費の2目塵芥処理費で、これは細かい話で申しわけないのですが、フォークリフトの定期自主点検というのは、これは法定点検のことかどうかというのと、このフォークリフト2台に対して28万何がしと27万何がしの費用が出ているのですが、その内容をお聞かせください。 ○委員長(石井志郎君) 環境保全課長、福原文雄君。 ◎環境保全課長(福原文雄君) これはフォークリフトの関係の定期点検でございます。内容的には主要施策の成果説明書のほうですか。  〔「そうですね。主要施策の成果説明書の155ページにフォークリフトが2つ出ていると思うのですが」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 環境保全課長、福原文雄君。 ◎環境保全課長(福原文雄君) 今申したとおり、これは法定点検の自主点検の検査でございます。 ○委員長(石井志郎君) 渡辺委員。 ◆委員(渡辺務君) これは1台当たりでよろしいのでしょうか。細かくて申しわけないのですが、1台当たりでこの金額というのは、かなり老朽化しているのかなと思うのですが、いかがでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 環境保全課長、福原文雄君。 ◎環境保全課長(福原文雄君) 毎日使っているものでございますので、かなり老朽化は激しいと思います。そのためにこの費用がかかっております。 ○委員長(石井志郎君) 渡辺委員。 ◆委員(渡辺務君) 主要施策の成果説明書の161ページに、これはクリーンセンターですが、フォークリフトの保守点検業務委託があります。これは7万9,569円ですが、これはどういう考え方をすればいいのでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 環境保全課長、福原文雄君。 ◎環境保全課長(福原文雄君) これにつきましては、し尿残渣、1日1回運ぶか運ばないかの使用頻度でございます。そういった関係で部品とか交換、そういったことはございません。点検だけでございます。そういった関係で安くなっております。 ○委員長(石井志郎君) 渡辺委員。 ◆委員(渡辺務君) 155ページのフォークリフト(FD25)に戻るのですが、フォークリフトは確かに法定点検は油圧計なので、古くなればなるほどどんどん費用がかかっていくということになると思います。今後もこれをずっと使い続けると、逆に新しく更新したほうが返ってコストが安くなるのではないか。要は、そういうものをある程度、消耗品として考えるべきところもあるのではないかと思って質問させていただきました。ぜひ、考慮に入れていただきたいと思います。以上です。 ○委員長(石井志郎君) 永井委員。 ◆委員(永井庄一郎君) 主要施策の成果説明書の139ページですが、ごみゼロ運動の件で伺います。上段のほうに数字が出ていますが、参加人員が約3,000人ふえているわけですが、収集量が非常に多くなっているわけです。収集量は28トンで、前年収集量が15.6トンということで、約12.4トンふえているわけですが、きれいになることは結構なことですが、このふえている内容についてお聞きします。 ○委員長(石井志郎君) 環境保全課長、福原文雄君。 ◎環境保全課長(福原文雄君) この収集量につきましては、終わった後に環境センターのほうで集めた収集量でございます。実際問題、前年度と比べると、前年度が15.6トン、そのうち缶が3.1トンぐらい、平成21年度が28トン、うち空き缶とかが4.5トン。これは実際に集めた量で、この量になっております。以上でございます。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 永井委員。 ◆委員(永井庄一郎君) ただいま実際に集めた量ということでしたが、前年度は実際ではなかったのですか。 ○委員長(石井志郎君) 環境保全課長、福原文雄君。 ◎環境保全課長(福原文雄君) 前年度も環境センターで集めた量を記載してございます。 ○委員長(石井志郎君) 永井委員。 ◆委員(永井庄一郎君) 自分が聞きたいのは、実際に内容的に何がふえたのかということを聞いているわけです。 ○委員長(石井志郎君) 環境保全課長、福原文雄君。 ◎環境保全課長(福原文雄君) 実際、道路上とか、そういったところにごみの散乱が多くふえたと。家庭ごみの不法投棄の関係だと思います。 ○委員長(石井志郎君) 永井委員。 ◆委員(永井庄一郎君) もう一つ、主要施策の成果説明書の140ページですが、何回か一般質問で質問している合併処理浄化槽設置促進事業ですが、事業補助金が1,910万円と前年度に比較して約2倍になっています。施設基数では60基ということで、14基ふえているわけですが、金額は倍になっている、その内容について伺います。 ○委員長(石井志郎君) 環境保全課長、福原文雄君。 ◎環境保全課長(福原文雄君) 合併浄化槽の補助金の額ですが、平成20年度につきましては通常型と高度型、2つのタイプがございました。通常型につきましては12万円の補助で、これが国、県、市、3分の1ずつの補助でございます。平成21年度につきましては、通常型が廃止になりましたので、高度型、これは30万円、国、県、市の3分の1ずつの補助でございます。その関係から、1,014万円ほどふえております。以上でございます。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 永井委員。 ◆委員(永井庄一郎君) 内容的に1基当たりの価格が高くなったということではないわけですね。 ○委員長(石井志郎君) 環境保全課長、福原文雄君。 ◎環境保全課長(福原文雄君) 平成20年度につきましては、先ほど申しましたが、通常型が33基出ております。これは12万円です。高度型が13基、平成21年度につきましてはすべて高度型60基ということで、その分がふえております。以上でございます。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 永井委員。 ◆委員(永井庄一郎君) しつこいようですが、今、説明された12基とか33基の1基当たりの値段が高くなったかどうかということを聞いているのですが。 ○委員長(石井志郎君) 環境保全課長、福原文雄君。 ◎環境保全課長(福原文雄君) 平成20年度高度型と平成21年度高度型の単価につきましては30万円で同じでございます。国、県、市の3分の1ずつの補助でございます。              〔「わかりました」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 松原委員。 ◆委員(松原和江君) 決算書の147ページ、環境センターについてお伺いいたします。きのう、視察に行き、私、実際に作業をしている人を見て驚いたのですが、あれで市が運営しているごみ処理場の作業者の安全を守ってやっているのかということがすごい気になったのです。軍手をはめていたかはめてないか、確認しなかったのですが、防塵マスクもしてないのです。そういう点では、安全管理について市はどういうような指導をしているのでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 環境保全課長、福原文雄君。 ◎環境保全課長(福原文雄君) 資源選別ラインに従事している職員は委託業者の従事者でありますが、現在は手袋とか安全靴等を着用していますが、従事者により、一層の安全確保のために事業者に防護具、要は手袋、安全具とか、ヘルメット、耳栓等の着用をして従事するように、また指導してまいりたいと思っております。 ○委員長(石井志郎君) 松原委員。
    ◆委員(松原和江君) 結構です。事故があったり、塵肺とかになりますので、マスクをしないで作業していて本当にびっくりしました。  もう一つ、主要施策の成果説明書の119ページ、乳幼児医療費のことで伺います。乳幼児医療費の助成の問題ですが、昨年度から比べて減っているのですが、子供たちがかかるのが少なくなったのか、それとも費用が少なくなったのか、原因は何でしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 児童家庭課長、石井早苗君。 ◎健康福祉部参事児童家庭課長事務取扱(石井早苗君) これにつきましては、平成21年度が4,530万円で、平成20年度が5,180万円ということで640万円の減になっております。何でこうなったかというのは、医療費のことでございますので、なかなか難しい部分があるわけでございますが、これは平成20年度と21年度で月別に延べ件数と日数について調べてみましたら、平成20年度については11月、12月、1月、2月が平成21年度を大きく上回っているということでございました。これについては、平成21年度は新型インフルエンザの流行とかあったわけでございますが、平成20年度もインフルエンザの流行とか、そういうものがありまして、多くの子供がかかって5,100万円、平成21年度については、大体、9月、10月ごろから新型インフルエンザが流行してきまして、手洗いとかうごいの励行とかで、医院にかかった子供たちは多かったんだけれども、重篤にならなかったのではないかと、このように担当課では考えているところでございます。 ○委員長(石井志郎君) ほかに質疑ございませんか。佐久間委員。 ◆委員(佐久間勇君) それでは、主要施策の成果説明書の136ページ、決算書の137ページで、今、インフルエンザの話が出ましたので、ちょうど質問しようと思いました。昨年猛威を奮ったインフルエンザですが、そのために発熱外来従事者とか患者用にマスク等を備蓄したということですが、どのようなものを、どれくらい備蓄したか、またストック状況等を教えてもらいたいのですが。概要で結構です。 ○委員長(石井志郎君) 健康づくり課長、嶺 道輝君。 ◎健康福祉部次長健康づくり課長事務取扱(嶺道輝君) それでは、お答えいたします。まず備蓄品でございますが、結構いろいろと種類がございまして、保護用のガウン、頭にかぶるキャップです。手袋、これはゴム手袋でございまして、厚いのと薄いもの、これを2枚重ねて使うようになっております。シューズカバー、ゴーグル、N95マスク、ここまでは発熱外来用に購入したものでございます。それ以外には、普通のサージカルマスク、速乾性の消毒剤、消毒用エタノール、薬用石けん、雑巾等を購入してございます。  あと現在の備蓄量でございますが、今申し上げましたが、キャップは使っておりませんので、1,500、ガウンが1,600、手袋が6,500、ゴーグルが200、シューズカバーが1,500、サージカルマスク4万、N95マスク6,800、あとは消毒液等がございますが、これは買った時点において物がございませんでしたので、それぞれ違うものになっております。それをまとめますと、消毒液が200本ぐらいです。それ以外に消毒用のエタノールが400、雑巾が600ほどになっております。これが今、備蓄しているものでございます。以上でございます。         〔「わかりました。ありがとうございます」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) ほかに質疑ございませんか。十川委員。 ◆委員(十川敬三君) 主要施策の成果説明書の92ページになりますが、敬老行事事業ということで、88歳、187人で1人当たり1,300円ぐらいなのです。100歳以上が1人当たり1万円ぐらいになるのですが、これの内訳と、この支給の仕方、その辺も詳しく教えていただけますでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 介護福祉課長、藤江洋史君。 ◎健康福祉部参事介護福祉課長事務取扱(藤江洋史君) 88歳の方につきましては、一応、祝い状ということで、民生委員、もしくは区長に配付をお願いしております。100歳以上の方には、市から祝い状と祝い金、これは市長が訪問してお渡ししております。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 十川委員。 ◆委員(十川敬三君) これは一人ひとり、市長が渡しているということでよろしいですか。 ○委員長(石井志郎君) 介護福祉課長、藤江洋史君。 ◎健康福祉部参事介護福祉課長事務取扱(藤江洋史君) 前もってお宅のほうに訪問して、よろしいかということで、許可を得られれば伺っております。 ○委員長(石井志郎君) 十川委員。 ◆委員(十川敬三君) 今聞いたのは、最近、問題になっていますが、高齢者の生存の問題とか、その辺もありますし、これもただお金を贈るだけでは、高齢者の生きがいのためにはならない。会ってこそ初めて有効な手段だと思っていますので、そういうやり方であれば、引き続き続けていただきたいと思います。以上です。 ○委員長(石井志郎君) ほかに質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) ほかに質疑もないようでございますので、3款民生費及び4款衛生費についての質疑を終了いたします。  会議の途中ですが、説明員入れかえのため、ここで暫時休憩をいたします。                 午後2時17分 休憩          ────────────────────────                 午後2時27分 開議 ○委員長(石井志郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  財政課長、小泉義行君。 ◎財政課長(小泉義行君) 先ほどの款での松原委員の御質問について、お答えいたします。決算状況調査表の御質問でございましたが、決算統計算定上の変更による差異でございます。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) 続いて、審査区分表3ページ、4ページの5款労働費から8款土木費までと、11款災害復旧費について質疑をお受けいたします。質疑ございませんか。大野委員。 ◆委員(大野裕二君) 何点か伺います。まず、主要施策の成果説明書の182ページ、183ページをお願いします。東京湾漁業総合対策事業の関係と水産振興事業ですが、まず、このハマグリの稚貝の放流とアサリの種苗の放流ですよね。アサリのほうは潮干狩り事業ということで潮干狩り場に放流となっているのですが、ハマグリも潮干狩り場に放流しているということでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 農林水産課長、釼持壽志君。 ◎農林水産課長(釼持壽志君) お答えします。ハマグリについては、御承知のように、東京湾内にウミグモが発生した関係でアサリが成育しにくくなっております。したがいまして、潮干狩り場ではなくて、養貝場においてアサリにかわる資源として放流してございます。一部試験的に潮干狩り場にも入れているというのは聞いてございます。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) 資源の確保及び増大が図られた、これは先ほどから藤川委員や渡辺委員も成果に対していろいろ根拠とか、どういう増大が図られたのだと、同じような質問しているのですが、実際にこの成果というのはどうやって確認されているのでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 農林水産課長、釼持壽志君。 ◎農林水産課長(釼持壽志君) 確認は、具体的には組合からの聞き取りだけでございます。 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) 潮干狩り場へのアサリの種苗購入もそうですが、そもそも、私は別にこれがいけないという前提で話していないので、まずそこのところを誤解なさらないで聞いてもらいたいのですが、これは何のためにやっているのかというと、資源の確保をすることによって、潮干狩り場であれば、収入の増であったりとか、水揚げに関係する水産業の水産振興とかというものだと思うのです。そういう考えをもってすると、これは将来的な税収増につながっていくための事業だと私は考えるのです。そもそも、この事業は投資なのか、それとも消費なのか、投資として考えたときに、市としてはこの事業を、成果も含めてこの先の将来像も含めて管理をしていこうとしているのか、その考え方を伺いたいのです。 ○委員長(石井志郎君) 農林水産課長、釼持壽志君。 ◎農林水産課長(釼持壽志君) まず、市の水産振興事業のアサリ種苗の放流でございますが、御承知のように、し尿振興策ということで平成17年から5カ年間ということで平成21年度が最終年度でございました。それによって資源の確保と増大を図ろうということで実施してきたところでございます。東京湾事業とか、そういうものを活用しながら、今後も二枚貝についてはやっていこうという考えです。  現在、アサリにかわってハマグリのほかに、今年度から試験的にミルクイの種苗生産試験も実施してございます。そういうことで、資源の確保は何らかの形で図っていきたいと考えております。 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) アサリの種苗に関しては数年やってきて5,900万円、昨年度、支出していますが、それに対してどれだけのスケールメリットがあったのかというのも、これだけ見るとはっきりとわからないですし、ハマグリでも、この一文だけで何がどうなっているのかもわからないですし、今後、試験的にほかのこともやっていくということをおっしゃっていましたが、今のやり方だと、これは成果が全く見えないで、資源に対しての投資とは言えないと思うのです。どうせお金をかけてやるのであれば、もう少し具体的にどうやって資源の確保を図って成果を上げていくのかというのをもっと詰めていってもらいたいと思うのですが、そのあたり、部長の考えでいいのですが。 ○委員長(石井志郎君) 経済環境部長、中島照夫君。 ◎経済環境部長(中島照夫君) 先ほど担当課長が申し上げましたが、実際、富津漁業協同組合の決算書を見ますと、アサリの潮干狩りについて16万人、売り上げが1億数千万円あるということで、具体的に数字は組合の決算書の中でわかります。ただ、アサリについてはまだ始めたばかりなものですから、どういう状況かつかみにくいところであります。ただ、先ほど申し上げたように、ハマグリについてはウミグモが入らない状況でございまして、そういう中で過去には富津ではハマグリをとって生計を立てた時代もございました。そういう中で富津の海岸地先はそういうものが消滅しておりますが、そのものがまた復活できれば、組合の方々も収益が上がる、または組合ももうかる。そういうことの中で、市のほうにも税金を払っていただけるという、ある部分からすると、風が吹けば桶屋がもうかるスタイルの形になろうかと思います。  ただ、そういう中で、資源自体が自然の中で発生していない状況でございますので、どうしても人工的に稚貝を放流しなければ育成ができないという状況でございますので、富津漁業協同組合のアサリ、二枚貝をやっているところについては、そういう形で今後とも稚貝放流をやっていきたいと思っております。以上です。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) そういうことであれば、なおさら、お金を出し放しにならないように、今後、担当部局としても深いかかわりを持っていただきたいという気持ちです。  次に、決算書の175ページになりますが、まずビーチクリーナーの関係ですが、これはかなり老朽化も進んでいるのではないかと思います。かなり大型ですから、非常にとりまわしが大変だというように感じているのですが、これは今後の対応としてはどう考えているのでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 商工観光課長、嶌野純一君。 ◎経済環境部次長商工観光課長事務取扱(嶌野純一君) お答えします。ビーチクリーナーにつきましては、もう10年ぐらいたっているので、直し直しやっているのですが、ビーチクリーナーにつきましては、どうしてもなければ海岸の清掃で細かいごみがとれませんので、直し直しできればやっていきたいと考えております。将来的には、ビーチクリーナーがなくても清掃をやれるような形で、例えば海岸清掃の方々に手伝っていただけるような形ができれば、それにこしたことはないと思います。以上です。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) そういう答えになるのかとは思ったのですが、それではいつまでたっても人は富津の海には来ないのではないのかというのは、多分、担当の皆さんもわかっていると思うのです。このビーチクリーナーが非常に扱いにくいというのもわかっていると思うのです。今、ビーチクリーナーは性能がいいのも出ていますし、以前、富津にもホンダのビーチクリーナーも来たりとかもしていたと思うのです。きょうあした買えという話ではもちろんないのですが、そういういろんなメーカーとも話をして、試験的に、試行的につくってくれるとかというところもあるような話も聞いていますので、そういうものをもっと担当課として、いろんなメーカーであったりとか、いろんなところで情報収集をして、一日も早く、もう少し使い回しがしやすいもの、使い回しがよければ、年間通じて稼動できると思うのです。そうすれば、年間通じて海もきれいになるから、絶対人もふえますし、そういったことを次の予算にもっと反映できるような動きをしてもらいたいと思います。  その下にトイレの清掃委託料があるのですが、これは多分、先日の一般質問、代表質問でも岩本委員が少し触れたと思うのですが、確認ですが、この清掃は海水浴シーズンの前後という考え方でよろしかったですか。 ○委員長(石井志郎君) 商工観光課長、嶌野純一君。 ◎経済環境部次長商工観光課長事務取扱(嶌野純一君) そのとおりです。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) そのときの部長の答弁は、私の覚えている限りでは、人が来る時期だけやればいいみたいな、そんな話だったと思うのですが、そのときの話を今、はっきり覚えているわけではないのですが、そのあたりの考え方を部長からもう一度聞きたいのですが。 ○委員長(石井志郎君) 経済環境部長、中島照夫君。 ◎経済環境部長(中島照夫君) 議会では、浄化槽でないトイレが4カ所あるというお話をしました。そういう中で、基本的には海水浴場のときが一番多いので、そういうものをやると。本会議の一般質問では、水洗トイレを設置することによって、恒常的にお客さんが来るのではないですかというお話もございました。ただ、そのものについては、そのときにはお話ししませんでしたが、設置する土地の占用とか、土地を確保する、接続先という問題もございます。そういう中で、どこが適地なのかということで、今、部内でも協議はしておりますが、各地の観光地に行っても、水洗トイレがあれば女性の方もいらっしゃるし、また、仮設トイレであれば、トイレが嫌だということで、二度と来ないような状況もございますので、基本的には新たなトイレを設置はしたいとは考えておりますが、ただ現在あるものは、古い、通常言われるぼっとんトイレでございますが、それがまだ機能しておりますので、それを大事にしていきたいとは思っております。以上です。 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) 理想を言えば、当然、水洗のトイレできれいなものを設置できればいいと思うのですが、もちろんお金もかかることですから、なかなかすぐにはできないと思います。ただ、ぼっとんであっても、きれいにすることはできると思うし、1年間を通じて、来た人が女性も男性も使えるというもの、プラス駐車場とか、最低限それくらいしないと、恐らく来た人が二度と来ないと思います。会社などでもそうですが、トイレを見ると、その会社がもうかっているかどうかわかるというぐらい、トイレというのはすごい重要なものですから、富津市に遊びに来た、海に遊びに来た人たちが、富津市の海は顔として考えたときに、トイレが汚かったから、富津市自体にそういう印象を持たれてしまうので、そのあたりは、少なくとも1年間、きれいに使い続けられるような施策を考えていただきたいと思います。  次に、主要施策の成果説明書の221ページの住宅建設資金利子補給事業、これはきのうの説明で48人が新規申し込みがあったということでしたが、相談や申し込みに来たけれども、期限の関係とかで対象外になってしまった人はいるのでしょうか。いるのであれば、何人ぐらいいるのでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 街づくり課長、高梨 廣君。 ◎街づくり課長(高梨廣君) 窓口に来て該当しなかった人の人数でございましょうか。 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) そうです。 ○委員長(石井志郎君) その数字でお願いいたします。街づくり課長、高梨 廣君。 ◎街づくり課長(高梨廣君) お答えします。正確な人数は記録にございませんが、5人以下だったと承知しております。以上です。 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) その詳細を教えてください。 ○委員長(石井志郎君) 街づくり課長、高梨 廣君。 ◎街づくり課長(高梨廣君) 詳細につきましては、個々の数は記録にございませんが、まず、収入が多かった方、あるいは市の指定金融機関で借りなかった方、そういう方でございます。 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) わかりました。今、制度の見直しとかしていると思うのですが、こういう対象にならなかった人というのはすごく大事なので、だれがとかじゃなくて、どういう事例だったかぐらいはしっかり記録するように、次に何をやるかにすごくつながってきますから、そういうところはしっかり把握してください。  決算書の183ページ、建築コスト管理システム研究所負担金とあるのですが、これは何ですか。 ○委員長(石井志郎君) 執行部の答弁を求めます。建設課長、平野廣美君。 ◎建設部参事建設課長事務取扱(平野廣美君) お答えいたします。これは建築関係につきまして単価の設定をしています、その協会の負担金でございます。以上です。 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) 意味がよくわからなかったのですが。 ○委員長(石井志郎君) 建設課長、平野廣美君。 ◎建設部参事建設課長事務取扱(平野廣美君) 申しわけありません。建築コスト管理システム研究所の負担金のことでよろしいでしょうか。リビックという単価表があるのですが、建築営繕等の積算をするための単価にその協会のものを使っておりまして、その負担金でございます。 ○委員長(石井志郎君) ほかに質疑ございませんか。佐久間委員。 ◆委員(佐久間勇君) 主要施策の成果説明書の196ページの観光施設関係費、富津岬荘管理運営事業についてお聞きします。この富津岬荘は私が小さいころから富津ロッジとして国民宿舎としてあったものですが、大変老朽化というか、古いことは古いのですが、福祉の増進に資するために設置したということで、現在、まだまだその効果はあるのかと思うのですが、その実績等をお聞かせ願いたいのですが。 ○委員長(石井志郎君) 商工観光課長、嶌野純一君。 ◎経済環境部次長商工観光課長事務取扱(嶌野純一君) お答えいたします。実績等につきましては、毎年もちろん上がってくるのですが、申しわけないですが、今、資料がございません。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 佐久間委員。 ◆委員(佐久間勇君) それは構わないです。とりあえずお客様が入って、福祉の増進に資するという目的は、まだ現在も継続されていると思うのですが、耐用年数というのがあるようで、平成24年3月までは、これまで指定管理を行っていた有限会社みさきへ貸し付けるということですが、この以降のこと等はどうお考えなのでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 商工観光課長、嶌野純一君。 ◎経済環境部次長商工観光課長事務取扱(嶌野純一君) お答えします。有限会社みさきにつきましては、平成18年に指定管理者制度の導入によって1年間指定管理をしたのですが、平成19年度から普通財産として貸し付けして、現在に至っております。これにつきましては、耐用年数が47年となっております。昭和40年に建築されておりますので、平成23年4月に耐用年数が来ますものですから、そこで一応、富津市としては廃止をするということで、第68回の行財政改革推進本部において協議の了承を得ているということでございます。以上です。 ○委員長(石井志郎君) 佐久間委員。 ◆委員(佐久間勇君) 私、家が近くなもので、あのところにお客が泊まったり、いろいろとできると非常に便利なのかなと思うのですが、耐震関係は2階建てで問題はないと思うのですが、大分施設が老朽化しているというのも事実だと思います。この廃止をしたとなると、廃止後のことも気になるのですが、今後どうなるのかということは、その検討の中に入っているのでしょうか。
    ○委員長(石井志郎君) 商工観光課長、嶌野純一君。 ◎経済環境部次長商工観光課長事務取扱(嶌野純一君) お答えします。平成24年6月までに耐用年数の限度として廃止するということで協議の了承を得ているということの中で、廃止をすれば、その建物については壊して、県にお返しするというのが一番の形だと思うのですが、そこまでについては、今のところ、はっきりと検討されておりません。以上です。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 佐久間委員。 ◆委員(佐久間勇君) これ以降は要望になってしまうかもしれませんが、壊して更地になったら、もう何もない状態で、あの建物が老朽化していますが、使えるものならば、継続して使えるような形がとられたらという大きな希望です。以上です。 ○委員長(石井志郎君) 経済環境部長、中島照夫君。 ◎経済環境部長(中島照夫君) 富津岬荘については、行政が管理運営をやっておりましたが、記憶が定かではないのですが、平成15年に国の閣議決定で公共施設については民業を圧迫するということで通達がございまして、各市町村もこれに準じなさいという通知が来ております。そういう中で富津岬荘につきましては、耐用年数も来ておりますが、先ほど来申し上げているように、民業圧迫ということの中で、廃止の検討をして、そういう結果になっております。ですから、現在、基本的には民営の旅館、施設を有効に使えるということで、行政自体がそういうものを持つなという国の方針でございまして、それに準じて検討していった経過もございますので、御理解願いたいと思います。 ○委員長(石井志郎君) ほかに質疑ございませんか。松原委員。 ◆委員(松原和江君) 主要施策の成果説明書の189ページ、企業誘致対策関係費ですが、本年度9,900万円の企業誘致の奨励金が支払われているのですが、ここに企業名は書いてあるのですが、その企業が現在どのくらいの従業員がいて、そのうち何人、富津市の住民を雇用しているか、伺います。 ○委員長(石井志郎君) 企画政策課主幹、岩野一郎君。 ◎企画政策課主幹(岩野一郎君) お答えします。まず、189ページの表から、東日本資源リサイクルですが、従業員が46人、市内居住者が16人でございます。日本ドラム、従業員が34人、市内居住者が4人、アイ・テック、従業員が46人、市内居住者が7人、リ・パレット、従業員が69人、市内居住者が26人、次、眞正、従業員が18人、市内居住者が7人、最後に不二窯業ですが、従業員が2人、市内居住者が1人でございます。以上です。 ○委員長(石井志郎君) ほかに質疑ございませんか。平野委員。 ◆委員(平野明彦君) 土地の借り上げについてお伺いしたいと思います。これは総額では3,600万円ぐらいですが、値段が下がっている中で、高宕山の土地借り上げについては唯一上がっている。この辺のことと、今後、この土地借上料についてどのように考えているのかお伺いしたいと思います。  あわせて、土木費の住宅のほうも、先々のことの考え方をお伺いしたいと思います。 ○委員長(石井志郎君) まず最初に、高宕山のほうをお願いします。商工観光課長、嶌野純一君。 ◎経済環境部次長商工観光課長事務取扱(嶌野純一君) お答えします。高宕山につきましては、平成21年4月1日から3年ごとに単価改定をするということで単価改定がありまして、そこで若干単価の違いがありました。以上です。 ○委員長(石井志郎君) 建設課長、平野廣美君。 ◎建設部参事建設課長事務取扱(平野廣美君) 市営住宅のほうにつきましては、借地部分について、戸建ての木造住宅が建っております。それについては耐用年数等があって、古いものについては解体等を考えまして、借地等につきましては順次返還していきたいと考えております。以上です。 ○委員長(石井志郎君) 農林水産課長、釼持壽志君。 ◎農林水産課長(釼持壽志君) 借上料というお話だったので、私の所管ですと、研修センターの土地の借り上げがございます。ただし、これについては20年間の継続になっていまして、ここのところの大きな変動がないので、同額です。 ○委員長(石井志郎君) ほかに質疑はありませんか。永井委員。 ◆委員(永井庄一郎君) 主要施策の成果説明書の204ページの上段ですが、表にも出ていますが、道路、橋梁の現況について伺います。一覧表に記載されているわけですが、その中の道路の実延長が47万7,010メートルということで、前年度と比較しますと、1,100メートルほど短くなっているわけですが、その原因について伺います。 ○委員長(石井志郎君) 管理課主幹、山崎正秀君。 ◎管理課主幹(山崎正秀君) お答えいたします。これについては、毎年市道認定の修正を行っております。平成21年については39路線と路線が多くありました。市道の認定延長というのは、2,500分の1の地形図等をもとにして延長を出しております。この道路の修正は、現場の平板測量等を実際行ったことによりまして、本来でしたら道路が縮まるということはありませんが、こういう現場の測量に基づいて約1キロの減が生じたということでございます。以上です。 ○委員長(石井志郎君) 永井委員。 ◆委員(永井庄一郎君) 次に、主要施策の成果説明書の220ページ、住宅管理事業についてですが、この間も説明があったかと思いますが、市営住宅が12団地、195戸ということで、1戸解体というようにこの表には出ていますが、市営住宅の空き家はどのような状況になっているか伺います。 ○委員長(石井志郎君) 建設課長、平野廣美君。 ◎建設部参事建設課長事務取扱(平野廣美君) 現在、住宅につきましては、管理戸数が195戸で、入居戸数が159戸でございます。空き家状況につきましては、36戸がありますが、この中で修繕等を予定して、また入居していただけるような形で4戸を予定しております。ほかにつきましては、政策空き家ということで、10戸を予定しております。それを差し引きの22戸につきましては、木造住宅でありまして、耐用年数等も来ておるところから解体の予定をしております。以上です。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 永井委員。 ◆委員(永井庄一郎君) ただいま木造住宅については説明があったのですが、私の地元のほうだと、先ほど話にあった老人ホーム内の敷地の中に市の住宅と萩生のトンネルを出た津浜にもあって、どちらも空き家がかなりあるわけです。老朽化していますが、現在、利用している人もいるのです。利用しようとした場合に、安全・安心の中で倒壊するおそれもあると思いますが、こういうものを順次解体の方向に計画を持っているかどうか、そこら辺を伺います。 ○委員長(石井志郎君) 建設課長、平野廣美君。 ◎建設部参事建設課長事務取扱(平野廣美君) お答えします。萩生及び竹岡につきましては、戸建て木造住宅でございまして、耐用年数もかなり来ておりますので、状況精査しましたところ、使用にたえられないところがありましたので、解体等の予定をしております。以上です。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 永井委員。 ◆委員(永井庄一郎君) 現在利用している人たちの安心・安全の面はどうでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 建設課長、平野廣美君。 ◎建設部参事建設課長事務取扱(平野廣美君) 現在、住宅を使用していただいている方につきましては、耐用年数等はかなり来ていますが、木造住宅で使用していただいているところにつきましては、修繕等をかけまして、引き続き利用していただけるような形をとっていきたいと思います。以上です。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 永井委員。 ◆委員(永井庄一郎君) 現在、修繕等ということで対応しているようですが、実際、利用してる人から修理の要望等はあったのでしょうか。その点、伺います。 ○委員長(石井志郎君) 建設課長、平野廣美君。 ◎建設部参事建設課長事務取扱(平野廣美君) 平成21年度におきましても修繕等の依頼はありますが、その中でこちらで対応できるものについては修繕を行っております。 ○委員長(石井志郎君) ほかに質疑ございませんか。松原委員。 ◆委員(松原和江君) 主要施策の成果説明書208ページ、まちづくり交付金事業について伺います。きのう、見学に行ったのですが、あの青堀駅東口の道がぶつかったところは県道になるということですが、その県道の完成の予定はいつなのか、それともう一つ、市道二間塚汐入線がぶつかってくると思うのですが、青堀駅の東口の昇降というのは、あそこの東口に新しく改札口ができるとかと、そういう予定はあるのでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 決算審査特別委員会でございますので、決算の内容に基づくことですので、市道青堀駅東口1号線のものに関してはいいのですが、関連が薄いように感じますので、申しわけございません。改札口等は関連性がないので、申しわけございませんが、決算についての質問とちょっと遠いので、ご理解願います。建設課長、平野廣美君。 ◎建設部参事建設課長事務取扱(平野廣美君) 青堀駅東口1号線の延伸につきまして、その先に県道大貫青堀線バイパスが予定されておりますが、これについての完成年度ということですが、まだ地権者で未買収の方が2件おりまして、これがまだ未定でございます。それによって完成年度が未定でございます。以上です。 ○委員長(石井志郎君) ほかに質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) ほかに質疑もないようでございますので、5款労働費から8款土木費までと、11款災害復旧費についての質疑を終了いたします。  会議の途中ですが、説明員入れかえのため、ここで暫時休憩をいたします。                 午後3時06分 休憩          ────────────────────────                 午後3時14分 開議 ○委員長(石井志郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  続いて、審査区分表4ページ、5ページの9款の消防費、10款の教育費、12款の公債費から14款の予備費までについて、質疑をお受けいたします。質疑ございませんか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 佐久間委員。 ◆委員(佐久間勇君) それでは、決算書の203ページの共同指令センター整備基本設計負担金の中で、共同指令センターの進捗状況をお聞きしたいのですが。 ○委員長(石井志郎君) 消防本部総務課長、高橋進一君。 ◎総務課長(高橋進一君) お答えいたします。今、共同指令センターにつきましては、千葉県を二分する形で検討を始めまして、富津市は北東部・南部地区に位置します。現在、検討部会等において各勉強会をしておりまして、出動体系、備品の購入等の段階まで進んでおります。協議会方式でやっていきますので、来年度、平成23年度の4月に協議会を発足できるように準備をしているという話を聞いております。以上です。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 佐久間委員。 ◆委員(佐久間勇君) 施設自体の進捗状況というのは、その辺はまだはっきりわからないのですかね。体制ではなくて。 ○委員長(石井志郎君) 消防本部総務課長、高橋進一君。 ◎総務課長(高橋進一君) お答えします。富津市として、まだ各消防本部でその準備をというところまでは行っておりません。ただ、協議会から求められるといいますか、千葉のほうから求められるものについて、逐次、出動の条件とか、体制とかは返答しておりますが、富津市のほうで資機材をどうのこうのというのは、今のところございません。以上です。 ○委員長(石井志郎君) 佐久間委員。 ◆委員(佐久間勇君) しつこいようですが、共同運用するために千葉県を二分して、この南部地区に富津市が当てはまるというのはわかっているのですが、何人行くかと、それも体制上の話だと思うのですが、その共同運用する施設の中で、例えば、こういうようにお金を出していると思うのですが、そのときに無線施設とか、何とか施設とか、どのぐらいまで進捗しているかと、体制ではなくて、その部分をお聞きしたかったのです。 ○委員長(石井志郎君) 消防本部総務課長、高橋進一君。 ◎総務課長(高橋進一君) 今、佐久間委員が言われる部分の準備等は、まだしておりません。今後、その勉強会、部会のほうで示されたものを購入していく、そういう準備はしておりませんが、実際には何もしておりません。以上です。 ○委員長(石井志郎君) 佐久間委員。 ◆委員(佐久間勇君) わかりました。もう一点、お願いします。主要施策の成果説明書の中の227ページで、救急・救助用資機材整備事業ですが、高圧コンプレッサー更新ということで、以前のものが老朽して、今度、高圧コンプレッサーということで15メガパスカルが30メガパスカルという2倍の圧力が充填できるようになったということで、今回、整備したと思うのですが、それに伴う現にある容器、その辺のところの更新はどうなっているのでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 消防本部総務課長、高橋進一君。 ◎総務課長(高橋進一君) お答えいたします。この古いほうの移動式高圧コンプレッサーがあったわけですが、それは消防本部発足と同時に整備したものでしたので、第2次5か年計画の中で更新をお願いしておりましたが、なかなか進捗しませんでした。その準備のときから値段が1万円弱しか変わりませんでしたので、事前に購入をさせていただきまして、平成21年度末で32本購入しております。私のほうとすれば、現在、全部で69本、そして軽量で30メガパスカルのものが32本、これは15メガパスカルとあわせて運用しております。以上です。 ○委員長(石井志郎君) 佐久間委員。 ◆委員(佐久間勇君) その容器はおおむね8リットル容器なのですか。それが、こういう30メガパスカル対応のコンプレッサーができたということで、今後も軽量化、また長い時間、倍の時間帯ということもありますもので、容器のほうも検討していただけたらと思います。それは要望です。以上です。 ○委員長(石井志郎君) ほかに質疑ございませんか。松原委員。 ◆委員(松原和江君) 決算書の233ページです。ここで幾つか聞かせてください。まず、備考の中学校教育振興費の19番、負担金補助及び交付金、その中の通学費補助金というのが596万6,000円あるのですが、これは中学校の生徒が学校へ通うバスとか、JRを使って通う補助金だと思うのですが、そのJRの子供たちは何人とか、バスは何人、自転車とか自動車とかは何人なのか、教えてください。 ○委員長(石井志郎君) 教育部庶務課長、磯貝睦美君。 ◎庶務課長(磯貝睦美君) それでは、お答えをいたします。まず、こちらの233ページの通学費補助金でございますが、対象の学校が天羽中学校と天羽東中学校になります。学校別に申し上げますと、天羽中学校でバスによる通学者ですが、34人でございます。JRによる通学者は34人でございます。同数でございます。天羽東中学校につきましては、バスのみの通学者で13人でございます。以上でございます。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 松原委員。 ◆委員(松原和江君) そうしますと、自転車で通っている子とかはいないわけですね。 ○委員長(石井志郎君) 教育部庶務課長、磯貝睦美君。 ◎庶務課長(磯貝睦美君) お答えします。自転車通学につきましては、通学費補助金ではございませんで、その下段になります交通安全対策補助金に該当いたします。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 松原委員。 ◆委員(松原和江君) その交通安全対策補助金60万300円の中に入っているということで、それでは中学生の対象者は何人なのでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 教育部庶務課長、磯貝睦美君。 ◎庶務課長(磯貝睦美君) それでは、自転車通学による通学者をお答えします。富津中学校でございますが、107人でございます。大貫中学校が55人、佐貫中学校が13人、天羽中学校が23人、天羽東中学校が9人、合計で207人でございます。 ○委員長(石井志郎君) 松原委員。 ◆委員(松原和江君) それでは、同じページの要保護及び準要保護生徒の就学援助事業について、ここでは中学校ですが、その前の227ページに小学校の費用が書いてあるのですが、いつもこの要保護と準要保護が一緒になってしまって、別がわからないので、今度、別々に書いていただきたいと思うのですが、要保護と準要保護の別に小学生と中学生の人数を教えてください。 ○委員長(石井志郎君) 学校教育課長、木出嵜幸司君。 ◎教育部参事学校教育課長事務取扱(木出嵜幸司君) 要保護、準要保護を小学校別に申し上げます。まず、要保護でございますが、小中学校とも該当者がおりません。準要保護に関しましては、小学校85人、中学校58人でございます。以上です。 ○委員長(石井志郎君) 松原委員。 ◆委員(松原和江君) もう一つ、また教育の問題ですが、決算書の257ページ、学校給食のことについて伺います。委託料のところで、学校給食共同調理場の業務委託が5,100万円になっているのですが、この委託の中で栄養士の雇用状況、大貫共同調理場と天羽共同調理場でどのくらいの調理員の人たちや管理する人が働いているか。委託の人数を教えてください。 ○委員長(石井志郎君) 学校教育課長、木出嵜幸司君。 ◎教育部参事学校教育課長事務取扱(木出嵜幸司君) まず栄養士に関しましては、大貫共同調理場に2人おりまして、1人は県費負担職員でございます。もう1人は市職でございます。天羽共同調理場、栄養士1人、これは県費負担職員でございます。佐貫も栄養士が1人おりまして、県費負担職員でございます。  続きまして、調理員の数でございますが、大貫共同調理場が16人、佐貫共同調理場が3人、天羽共同調理場が11人でございます。以上です。 ○委員長(石井志郎君) 松原委員。
    ◆委員(松原和江君) その栄養士は県と市の職員がやられて、調理員の方は委託の業者がやられているということでもって、その調理員に対する仕事の指示などは栄養士がやるのでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 学校教育課長、木出嵜幸司君。 ◎教育部参事学校教育課長事務取扱(木出嵜幸司君) 本市の場合、共同調理場は委託でございますので、基本的には献立表、あるいは調理業務指示書をまず請負会社でありますテイストライフに提出します。テイストライフは、それに従いまして調理員に指示、命令を出しているところでございます。以上です。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 松原委員。 ◆委員(松原和江君) それでは、実際に給食の調理をする中でもって、栄養士は調理員に対してこうしてくださいとか、ああしてくださいということは一切言わないのでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 学校教育課長、木出嵜幸司君。 ◎教育部参事学校教育課長事務取扱(木出嵜幸司君) 基本的には、先ほど申し上げたとおりでございますが、時に文書等を通して調理員等に指示を出しているということは、報告を受けております。以上です。 ○委員長(石井志郎君) 松原委員。 ◆委員(松原和江君) もう一件、教育のことで伺います。決算書の233ページです。外国人英語指導助手招致事業ということで1,100万円計上されていますが、この方たちは委託ということなのですが、どこへ委託をしているのか、教えてください。 ○委員長(石井志郎君) 教育センター所長、横田経一郎君。 ◎教育センター所長(横田経一郎君) お答えいたします。株式会社インタラック社に委託をしております。 ○委員長(石井志郎君) 松原委員。 ◆委員(松原和江君) そのインタラック社に委託しているということですが、実際にALTが子供たちに授業をしているわけですが、それも学校の先生と一緒に授業をしているということですが、ここでは3人ということで、1人に大体300万円から400万円委託料を払っている計算になるわけですが、実際にこの人たちがどのくらい賃金をもらっているかとか、労働条件はどうなっているかということは、市は把握しているでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 教育センター所長、横田経一郎君。 ◎教育センター所長(横田経一郎君) お答えいたします。業務委託契約のため、労務管理はすべて委託業者にお任せしております。法律にのっとった労働条件を適用していると聞いております。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) 松原委員。 ◆委員(松原和江君) 私も3月の予算審査特別委員会の中で問題点を指摘したのですが、あくまでも委託だから、委託会社に全部任せてあって、市は把握してないということなのですが、実際、授業の内容というのは、外国語の先生が、要は委託会社から指示を受けたとおり、市の先生の指示を受けないで授業を行っているのでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 教育センター所長、横田経一郎君。 ◎教育センター所長(横田経一郎君) お答えいたします。学校からは事前にスケジュール・アンド・レッスンプランを提出することになっております。それに基づいて委託業者のほうからALTに業務命令が出ております。本年度、特に柏市等の問題もありまして、私どもも授業を参観させていただきましたが、現在、セパレート方式、ALTと担任が分けて指導しておるわけですが、特にそれによって生じる問題はないと報告は受けております。また、逆にALTに任せる時間が明確になって、ALTの指導の時間を十分確保できるようになったので、子供たちが喜んでいるという声も現場から伺っております。また、私どもも参観した結果、子供たちの問題は特に生じてないように把握しております。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) 松原委員。 ◆委員(松原和江君) このALTの人たちが、実際、手元に幾らもらっているかわからないのですが、300万円なり400万円なり市が負担している。直接雇用はできないのでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 教育センター所長、横田経一郎君。 ◎教育センター所長(横田経一郎君) 直接雇用という雇用の方法がありますが、メリットといたしましては、直接業務命令が出せるというメリットがありますが、雇用の確保が困難である、または研修が困難である、労務管理が困難である、また、そのような指導は現在のセンターの職員では非常に難しいという状況がありまして、現在のところは考えておりません。 ○委員長(石井志郎君) 松原委員。 ◆委員(松原和江君) 今、学校に来ているALTの方たちは、どのくらいの期間、富津市の学校で働いているのでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 教育センター所長、横田経一郎君。 ◎教育センター所長(横田経一郎君) 全部、昨年度は1年間ということで働いております。 ○委員長(石井志郎君) 渡辺委員。 ◆委員(渡辺務君) 3点お伺いします。決算書の243ページです。富津公民館について伺います。これも毎回同じ質問で申しわけないのですが、11節の需用費の中の修繕料232万1,000円、この内訳を教えていただきたいと思います。 ○委員長(石井志郎君) 次長体育振興課長兼生涯学習課長事務取扱、山中正弘君。 ◎教育部次長体育振興課長兼生涯学習課長事務取扱(山中正弘君) お答えします。5件ほどあります。まず1件目でございますが、駐車場街灯安定器交換修繕が5万5,986円、次に非常用予備発電装置、ヒーター交換修繕が13万3,350円、非常発電装置、非常用蓄電池交換修繕が31万5,000円、4点目が冷却塔散水ポンプ、メカニカルシールの取りかえ修理として8万4,800円、最後になりますが、冷暖房設備修繕業務委託として173万2,500円、締めまして232万1,636円となっております。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) 渡辺委員。 ◆委員(渡辺務君) それでは、同じですが、中央公民館、241ページ、ここでも修繕料が303万円出ています。これは細かい内容は結構ですが、中央公民館は今年度の補正で暖房設備九百何十万円という補正が出ていると思うのですが、この平成21年度の303万円の内訳の中の主なもので結構ですので。 ○委員長(石井志郎君) 中央公民館館長兼教育部庶務課長、榛沢幹夫君。 ◎中央公民館館長兼庶務課長(榛沢幹夫君) お答えをいたします。修繕費の主なものにつきましては、1階の男子トイレの改修工事で186万9,000円でございます。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 渡辺委員。 ◆委員(渡辺務君) これも前と同じ質問になるのですが、修繕料で払うもの、そのほかに補正とかで出てくるもの、この考え方というか、仕分けの仕方は何か決まっていますでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 要するに、中央公民館の総体のことなのか言わないと、答えに困ってしまいますので。渡辺委員。 ◆委員(渡辺務君) 質問を変えます。中央公民館で974万円の暖房費が出ます。それ以外に修繕料というのはトイレの改修というのが出るわけですが、この費目の違いというのはあるのでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 中央公民館館長兼教育部庶務課長、榛沢幹夫君。 ◎中央公民館館長兼庶務課長(榛沢幹夫君) お答えをいたします。あるものを直すということで、修繕費ということで、全部取りかえるということで、暖房などにつきましては工事ということでお願いをいたしました。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 渡辺委員。 ◆委員(渡辺務君) これもそうなのですが、中央公民館、富津公民館、市民会館にしてもそうですが、現場で直接担当していらっしゃる職員の皆さんというのは、どんどん建物が老朽化してきて、ここがいけない、あそこがいけないと、一番問題を把握していらっしゃると思います。その中で、例えば、今のやり方というのは、与えられた予算、修繕料の中で、例えば執行率とか、あるいは認定されるかどうかということで執行率90%とか使い切りでなくても、そうやって与えられた費用の中で使っていくというやり方をしていると思うのですが、これを、例えば考え方で、削減した分の半分は積み立てられますよとか、基金で持っていられますよとかということをやっていくと、何年かたつと大規模な修繕とか改修とか、そういうことにも使えるお金が出てくるのではないかと考えたのですが、そういうとらえ方というのはなかなか難しいのでしょうか。いかがでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 暫時休憩します。                 午後3時40分 休憩          ────────────────────────                 午後3時40分 開議 ○委員長(石井志郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  今の答弁を求めます。財政課長、小泉義行君。 ◎財政課長(小泉義行君) お答え申し上げます。明確な答弁かどうかはわかりませんが、現在の渡辺委員の御質問については、大きなもの、例えば上物とか、そういうものの特定財源があって、大きなものを建てて、その後、当然、ランニングコストが発生します。そういうものについては、基金を設けて当然やっているのが現状です。例えば、今、公民館の話が出ましたが、冷暖房、そういうものについての今後の修繕的なもので、基金でという対応は難しいかと思います。以上です。 ○委員長(石井志郎君) 佐久間委員。 ◆委員(佐久間勇君) 主要施策の成果説明書の278ページの市内遺跡発掘調査事業についてお聞きします。この項目で合っているかどうかわかりませんが、例年のごとく、ある程度予算つけて、こういう発掘調査していると思うのですが、この発掘された成果、出土した遺物ということで例が出ていますが、このものはどこに行っているのでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 生涯学習課主幹、進藤啓司君。 ◎生涯学習課主幹(進藤啓司君) お答えします。平成21年度につきましては、庁舎内で管理と調査を行っております。保管しております。ほかの年数のたっておりますのは、飯野のほうで保護、保管しております。 ○委員長(石井志郎君) 佐久間委員。 ◆委員(佐久間勇君) その辺のところをもうちょっとお聞きしたいのですが、発掘調査して、この遺物は大変貴重なものだとなった場合は、ある程度、どこかのところに行くのですか。2つの質問になってしまうのですが、発掘したものを選別とか組み立てとかできない状態で、どんどんストックされてどこかに保管すると、そういう保管する場所もかかわってくると思うのですが、まず一番最初に聞きたかったのが、そういう貴重品といいますか、その出た遺物の中で、価値があるものはどこにあるのでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 生涯学習課主幹、進藤啓司君。 ◎生涯学習課主幹(進藤啓司君) 発掘調査等を行ったものにつきましては、取得物ということで、まず警察のほうに届け、また県のほうにも警察に取得物として届けてありますというような資料をまず提出します。その後、市のほうで土器等でつながるようなものとか、そういうものの調整をしながら、できるだけ原形復旧に努めるような作業を、今も行っている状況でございます。  保管のものとしましては、かけら部分等については一式、まだ市で保管、または飯野等の貯蔵庫のほうに保管ということで行っております。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) 佐久間委員。 ◆委員(佐久間勇君) 古墳マップをつくられまして、富津市は古墳が多い市で、その古墳を生かしたまちづくりを行っていますが、前方後円墳という形だけでなく、どういうものが出土されたか、それらを生かすことがまちづくりにつながっていくのかと思うのです。拾得物扱いにしてもらって、その後どこまで展示できるか、市の財産になるものかわかりませんが、その辺のところは生かしたという形をできるだけとれるようにしてもらいたい。さらに、継続的に調査して、発掘していった場合、どんどん土器のかけらの状態がストックされていった場合、どこに保管していくのか、その辺のところが一番聞きたいところです。 ○委員長(石井志郎君) 生涯学習課主幹、進藤啓司君。 ◎生涯学習課主幹(進藤啓司君) 今、市のほうで保管していますものにつきまして、飯野小学校の空き教室を利用して展示スペースをつくるとか、また、出てきておりますものを市の庁舎内で展示するとかということで、今、検討等、調整しております。以上でございます。            〔「ありがとうございました」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) ほかに質疑ございませんか。岩本委員。 ◆委員(岩本朗君) 主要施策の成果説明書の245ページに学校施設等地上デジタルテレビ対策事業で、52型のテレビについて、小学校で2台と1台の設置になっているところがありますが、これはどういった理由で2台と1台になるのか、まず伺います。 ○委員長(石井志郎君) 教育部教育部庶務課長、磯貝睦美君。 ◎庶務課長(磯貝睦美君) お答えをいたします。2台と1台の差でございますが、普通教室棟の階数を目安にしております。3階建てにつきましては2台、2階建ての校舎につきましては1台という設置をしております。というのは、そのほかに電子黒板を各学校1台ずつ備えておりますので、各階に1台ということで配置をしております。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) 岩本委員。 ◆委員(岩本朗君) それでは、次の質問に入りますが、主要施策の成果説明書の279ページ、文化財・文化財施設環境整備事業ということで、今回、378万円、県の補助金でやっています。これは飯野陣屋の堀の周辺の樹木の伐採も入っているかと思いますが、この分について、下のほうにも書いてありますが、樹木伐採を実施することによって美観維持に努めることができたという報告になっています。この状況について、まずお伺いをします。 ○委員長(石井志郎君) 生涯学習課主幹、進藤啓司君。 ◎生涯学習課主幹(進藤啓司君) 委員お尋ねのこの緊急雇用創出事業によりまして、飯野陣屋周濠周辺の樹木等の伐採を行っております。これにつきましては、過去、平成12年度から16年度にかけまして、やはり同じ緊急雇用創出事業で伐採等を実施した経緯がございます。その後、NPO法人の皆さんや地域の皆さんの御協力を得まして、周濠上に著しく伸びた枝の伐採等を行っていただいておりました。今回、その周濠周辺のマテバシイの木が大分高木となっておりましたので、落ち葉や立ち枯れ等の倒木等も見られ、県指定史跡でありますお濠やその周辺の道路の通行に支障を来している状況でありましたので、関係区長並びに地権者との協議により、お濠の維持・保全等を目的にマテバシイをある程度の高さで伐採ということで行いました。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 岩本委員。 ◆委員(岩本朗君) このお濠の周りに行って見ていただければわかるかと思いますが、今、伐採されている部分は根本から切った状態で、お濠の周りの樹木が全然なくっている部分と、枝の部分だけを伐採した部分、美観が保てるというような感じではないのです。一応、これは県の指定文化財の中に入ってくるかと思いますが、最初に発注をしたときに、教育委員会としてもこういう文化財に対してどのような形に残していくんだと、その考え方を、教育長でも結構ですから、その辺をまずお伺いしたいと思います。 ○委員長(石井志郎君) 教育長、渡辺隆二君。 ◎教育長(渡辺隆二君) お答えいたします。文化的な価値の高いものという認識を持っております。ただ、周辺で生活をされている方々の生活環境を守るということとのバランスをとりながら、今後、必要な作業を進めていきたいと考えております。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 岩本委員。 ◆委員(岩本朗君) 今年度もいろいろまだ作業をやられていますが、教育長も近くですから見ているかと思いますが、樹木的には文化財として残すような形にはなっていませんよ。確かに地権者の意見を全部聞いていくと、ここは木は要らないですよとか、要るとか、いろいろ言うかもしれませんが、市としてはどういう形で残すんだということを全面的に出してこういう事業をしないと、こういう文化財が文化財にならないのではないかと思うのですが、その点についてはどうお考えですか。 ○委員長(石井志郎君) 教育長、渡辺隆二君。 ◎教育長(渡辺隆二君) 本市にある史跡については民有地がかなりございまして、確かに地権者の方のお考え等もございます。また、文化財としての価値の高さと、同じ答えになってしまいますが、バランスをとりながらやっていきたいと思っています。現在、飯野の周濠等の樹木の伐採については、まだ途中でございますので、これから先、また地域の方々とも相談をしながら、よりよい形で進めていければいいかなと考えております。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 岩本委員。 ◆委員(岩本朗君) 今回、こういった質問をしましたが、飯野陣屋の周辺にいる方も、こんな切り方でいいのかという方も中にはいらっしゃいますし、こういった文化財を残して、こういう古墳のあるまちづくりと言っている以上は、もう少し力を入れて、ちゃんと考えを持ってこういう作業に当たったほうがいいと思いますので、ぜひその辺、注意をして、これから見ていってほしいと思います。これは要望で終わります。以上です。 ○委員長(石井志郎君) ほかに質疑ございませんか。澤田委員。 ◆委員(澤田春江君) 決算書の219ページの自立支援事業というのがあるのですが、これは何人がかかわったのでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 教育センター所長、横田経一郎君。 ◎教育センター所長(横田経一郎君) お答えいたします。自立支援指導員といたしまして4人を雇用いたしました。また、昨年度は国からの補助をいただきまして、小学校にスクールカウンセラーを1人配置しております。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) 澤田委員。 ◆委員(澤田春江君) それともう一つ、235ページの家庭教育指導員設置事業というのがあるのですが、これは次のページの家庭教育支援事業との関連性はどのようになっているのでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 生涯学習課主幹、進藤啓司君。 ◎生涯学習課主幹(進藤啓司君) お答えします。家庭教育指導員につきましては1人の方をお願いしてございますが、主に公民館、並びに市民会館等で行っているサークル等の指導、助言等をいただきながら、家庭教育支援事業関係につきましても同じような助言、指導を賜っておる状況でございます。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) 澤田委員。 ◆委員(澤田春江君) それでは、家庭教育支援事業とダブっている面もあるのですか。 ○委員長(石井志郎君) 生涯学習課主幹、進藤啓司君。 ◎生涯学習課主幹(進藤啓司君) 家庭教育支援事業につきましては、小学校で5校、中学校で1校、それぞれPTAの役員等の代表で、家庭支援事業を計画、実施していただいております。その中で、先ほど申しましたように、家庭教育指導員の先生が指導、助言に当たっているということでございます。以上でございます。
          〔「わかりました。どうもありがとうございます」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) 3点ほど伺います。まず、消防について1点、伺います。主要施策の成果説明書の231ページ、消火栓の新設改良事業について伺います。平成21年度で大川崎、小志駒地先等をやっていただいているのですが、拡張事業に伴う消火栓の設置の考え方について、まず伺います。 ○委員長(石井志郎君) 消防本部総務課長、高橋進一君。 ◎総務課長(高橋進一君) 今の御質問は、消防の考え方ということでよろしいのでしょうか。水道部の本管の布設にあわせて、付近の水利、集落の数等と、要望もございますので、計画で何個かを基準にして定めております。以上です。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) 具体的な話をしていると、わかったような部分で話をして申しわけないのですが、拡張事業で水道管を拡張していきますよね。その先には何があるかといったら、防火水槽があるではないですか。地元の要望等々で当然、御存じだと思うのですが、防火水槽が近くにあったりするところの消火栓の関係、このあたりはさんざん話はしていますが、防火水槽があるから消火栓はつけられないんだよみたいなところがあるではないですか。距離とかにもよるという話はあるのですが、そこのところの明確な根拠はどうなっているのかということと、防火水槽があるところには、これから先、防火水槽があるからといって消火栓を設置しないという先例のようなものをつくられてしまっても、これはまたおかしな話だと思うのですが、そのあたりはいかがですか。 ○委員長(石井志郎君) 消防本部総務課長、高橋進一君。 ◎総務課長(高橋進一君) 今、委員おっしゃるとおりに、富津市は防火水槽があるから消火栓をつけない。消火栓があるから防火水槽をつけないという考え方は持っておりません。当然、消火栓の使い方、防火水槽の使い方、消火栓がだめになったときのために防火水槽があるというところもありますので、その辺は今、申し上げたとおりに、あるがためにこれをつけないという考えは持っておりません。ただ、委員のおっしゃる地区の話では、今のところでは、最後のところが死に水になるところなので、いかがなものかというような話と、さらに違うところにも先にあったほうがいいのではないかというところから、今回は違うところにという御意見をさせていただきました。以上です。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) おっしゃっていることはわかるのですが、私が何を言いたいかといったら、たまたま、今回、岩本地区の話で消火栓の問題が出たのです。私も実際、地元の要望とかと一緒に当事者として話をして初めてわかったのですが、防火水槽が何であるのかというときに、新しい防火水槽があるとか言われたりもしているのですが、これは市営水道が来てないから消火栓をつけられないではないですか。当然、だから防火水槽で対応しているわけではないですか。それを市営水道が来たときに、これは地元が別に選んだわけでもないのです。もともと、それしか手段がなくてやっているものを、市営水道が来たときに、ここはまだ防火水槽をつくって浅いから何とかだとかという話をされてしまうと、先に整備しているところはいいけれども、後に残ったところはみんな犠牲になってしまうのではないかという話もありますし、そこに住んでいる住民もそうですし、もっと言えば、当事者として消防団の活動もしていて、防火水槽の掃除とかも、そういう地区の消防団の皆さんとかもみんなやっているのですが、ものすごくあれは大変なのを御存じないのではないかと思うのです。そういういろんな影響というのもあると思うのです。だから、先に防火水槽があったからどうこうという話ではなくて、そこは地域防災とかも含めて、いろんな観点から見て、多少、距離をずらすなりして消火栓をつけるとか、そういう形をしていってもらわないと、防火水槽というものを一つの言いわけにされてしまったら、これからさらに拡張事業をやっていくところか、また、給水区域外のところとか、これから解消していく上ですごくハンディになると思うのです。これこそ地域格差みたいになってしまっては、それは冗談ではないと思うので、これは消防本部としても、そのあたりは念頭に置いてやっていただきたいと思うのですが、いかがですか。 ○委員長(石井志郎君) 消防本部総務課長、高橋進一君。 ◎総務課長(高橋進一君) 同じことになりますが、おっしゃるとおり、最初にあるがために、次はつけないというような考えは持っておりません。ただ、その先にもまだあるという中で、少し時間をいただいてとかという形にはなろうかと思います。ただ、委員のおっしゃるように、ぜひ今後はそういうところも余裕が出てきた中で、やらせていただけたらと思います。 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) よろしくお願いします。続いて、教育関係ですが、同じく主要施策の成果説明書272ページ、273ページに関連をするのですが、まず、図書館関係費ですが、この数字を見ると移動図書館の貸出利用者数が突出しているのがわかると思うのです。このあたりについて、担当者の方は、どう考えていますか。 ○委員長(石井志郎君) 生涯学習課主幹、進藤啓司君。 ◎生涯学習課主幹(進藤啓司君) お答えします。移動図書館車につきましては、市内3地区のほうを16ステーションということで月一、二回回ってやっております。その中で貸出利用者数がかなり多いかということもありますが、これにつきましては小学校や地域のコミュニティセンター、集会所等回っている中で、そのような中での利用者の方が多いと聞いております。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) この数字を見るだけでも、今の市民が何を求めているかというのがすごくわかると思うのです。何かというと、自分の家の近くで本が借りられるとかという部分、この富津市は広くて交通の便も決していいとは言えない、これから高齢者もふえていくという中では、ここにすごくニーズがあると思うのです。中央公民館とか、富津公民館とか、市民会館とかの貸出者数、利用者数を見ても、これは明らかだと思うのです。そうなったときに、273ページにあるこの複合施設、いわゆる図書館の建設というのが、果たして今の計画の状況で進めていっていいのかという問題もあると思うのです。  何が言いたいかというと、移動図書館がこれだけニーズがあるんだったら、この部分の機能をまずもっとふやしてみるべきなのではないかと思うのです。例えば、本をふやして、移動図書館の本とか、各公民館の本、もっと言えば、学校とかの図書をICチップとか、そういうものをつけて管理をして、その蔵書を移動図書館なり、もっと言えば、各学校に端末とかを置いたりして、そういうところで予約ができて、そこで曜日ごとに借りられるとか、返せるとかという機能をまずやって、その先に図書館とかというハードがあるのだったらいいと思うのですが、この数字を見る限りでは、今、図書館をつくっても、何となく結果は見えているのではないかと私は考えるのです。少なくとも何十億円もかけてこのハードをつくるよりも、この何分の1かのお金で本をいっぱい買って、そのシステムを構築して、まずは運用してみるというのが、今のこの富津市のニーズなのか、求められている部分なのかと思うのですが、このあたりについて、教育長の考え方をお聞かせ願いますか。 ○委員長(石井志郎君) 教育長、渡辺隆二君。 ◎教育長(渡辺隆二君) お答えさせていただきます。大野委員、御指摘のとおり、移動図書館車のニーズは非常に高いことは私どもも承知しております。一方で、図書館の建設に対する市民の要望もずうっと長いこと、高い割合であるということも事実でございます。市の財政状況等、さまざまな件で検討しなければなりませんが、現状で移動図書館車がこれだけ活用されていることも含めて、複合施設の建設については、今後考えていく必要があると考えています。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) これはお金がすごくかかりますし、つくってしまったらランニングコストもかかるので、いけないとか、いいとかという話ではなくて、本当に慎重に、いろんな角度から考えてほしいと思うのです。ここまで時間もかけてやっていて、余り焦るよりも、市民がいかに有効に使えるかということをしっかり考えてやっていただきたいと思います。  最後に、朝、臨時財政対策債関係とあわせて公債費関係を聞こうと思ったのですが、朝の回答を先にもらってもいいですか。 ○委員長(石井志郎君) 財政課長、小泉義行君。 ◎財政課長(小泉義行君) それでは、大野委員の御質問にお答えいたします。3カ年程度でよろしいでしょうか。               〔「結構です」と呼ぶ者あり〕 ◎財政課長(小泉義行君) 平成19年度から申し上げます。臨時財政対策債4億3,290万円、減収補てん債2億8,260万円、平成20年度、臨時財政対策債4億550万円、減収補てん債2億4,260万円、平成21年度は、今回の決算額ですが、臨時財政対策債6億2,930万円、減収補てん債3億1,700万円。以上でございます。 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) 簡単に今のを踏まえて、考え方だけ伺いたいのですが、経済状況が悪いのはもちろん承知しています。その中で、借金の返済で年間13億幾ら償還していますよね。お金を返していて、平成21年度に関しては臨時財政対策債と減収補てん債で約9億四千数百万円借りているというところで、これは経常経費的な部分で、実質的な赤字補てんと考えてもいいと思うのです。この3カ年でもふえていて、これからさらに経済状況も悪くなってくると思うのですが、これは実質的な投資的経費とは言いがたいので、将来にただ負担だけ先送りしてしまっているように、どうしてもなると思うのです。これをどこかで変えなければいけないというのは、当然、皆さん考えていると思うのですが、まず財政当局としての考え方を聞かせてください。 ○委員長(石井志郎君) 財政課長、小泉義行君。 ◎財政課長(小泉義行君) 今の御質問でございますが、臨時財政対策債と減収補てん債の性質でございますが、これは臨時財政対策債につきましては、地方財源の不足に対処するため起こせる起債となっております。ちょっと離れますが、地方債につきましては、地方財政法第5条で建設事業に充てるということになっています。それ以外のものでございますので、本来であれば、国の交付税特別会計からの借り入れで賄っておりましたが、国の総体的な枠がないということで、国と地方で負担しましょうということになって、一般財源のほうで交付税で賄えませんのでという制度のものでございますので、これが算定の仕方も交付税から来ておりますので、そういう使い方になっております。以上です。 ○委員長(石井志郎君) 大野委員。 ◆委員(大野裕二君) それは理解できるのですが、土地開発基金も実質1億9,000万円、1億円返して、また繰り入れしているわけですが、土地開発基金というのは土地の取得とか、そういうものにもともとは使うためにあったお金を、一般財源に繰り入れて、使い道は別に決められてないとは言っても、結局、それを使ってしまっているわけではないですか。そういうのも含めて、それでもまだお金が足らないで借金しているという事実には変わりはないと思うのです。この財政調整基金だって、残り3億円ぐらいしかないという中で、この財政状況を逆転するためにどういうことを考えているんですかということを聞いているんです。このまま続いていったら、どうなるのですか。 ○委員長(石井志郎君) 企画財政部長、中村芳雄君。 ◎企画財政部長(中村芳雄君) お答えいたします。ただいま財政課長から申し上げました臨時財政対策債、この場合については国の交付税特別会計が全額負担しなければいけないのですが、その2分の1を都道府県と市町村で負担するということで、臨時財政対策債の借金になっているわけですね。本来は交付税で措置されるのが当たり前の話でございます。ですから、市といたしましては、この臨時財政対策債については制度上、もうやめていただきたいということで、自民党と民主党に要望書は提出してございます。ですから、この場合の臨時財政対策債につきましては、そういう経緯でございます。  先ほども申しました土地開発基金等、いろいろな基金がございますが、財政上、基金の活用が余りされてないということで、今までは振り替え運用、借りているだけだったのですが、全基金に対して取り崩しを前提とした基金の条例改正をやっていただきました。今、低金利ですので、基金を利息で運用するということができなくなっていますので、ですから、ただ積み立てるだけではなくて、それを取り崩して一般財源として活用したいというのが財政当局の考え方でございます。  ですから、土地開発基金につきましては2億円あったのですが、貸付金として繰り替え運用をし一般会計で借りていました。ですから、それを1億円お返しして、条例改正していただきまして、基金の額は1,000万円、1億9,000万円を一般財源として繰り入れていただいた。ですから、財政調整基金がございますが、ほかにも福祉関係の基金とか、教育関係の基金ございますが、福祉にしても、教育にしても、なるべくそちらの基金の活用をしていただきたいということで取り崩しの規定を設けました。ですから、一般財源の不足に対しては基金の活用も規定がなければ財政当局としては予算編成に困るという状態でございますので、御了解いただきたいと思います。 ○委員長(石井志郎君) ほかに質疑ございませんか。松原委員。 ◆委員(松原和江君) 主要施策の成果説明書の277ページです。文化財保護関係費で物件補償費を1,000万円払っているのですが、これは物件というから、家か何か建てたのでしょうか。 ○委員長(石井志郎君) 生涯学習課主幹、進藤啓司君。 ◎生涯学習課主幹(進藤啓司君) この主要施策の成果説明書の277ページの委員、御質問の史跡購入事業でございますが、二間塚地先にございます古墳群の中に個人住宅がございまして、その住宅を新築したいという届け出の中で協議がありまして、その中でトイレとか浄化槽とか、新築基礎等のものによっては調査が必要だというような協議の中で、地主のほうが市に購入してもらいたいと、利用が規制されるならば、購入してほしいとの要望がありまして、今回、国、県の補助をいただき、その土地を購入した状況でございます。  この土地購入につきましては、宅地で460平米の土地と、建物等、立ち木等の樹木等の補償関係で移転並びに土地購入等の形にさせていただきました。 ○委員長(石井志郎君) 松原委員。 ◆委員(松原和江君) そうしますと、家の持ち主には立ち退いてもらって、家を壊してしまって、更地にしたということなのですか。 ○委員長(石井志郎君) 生涯学習課主幹、進藤啓司君。 ◎生涯学習課主幹(進藤啓司君) その土地に建物が建っておりまして、それを全部更地にしまして、市のほうが取得したと。地主のほうで全部更地にしていただいたということでございます。 ○委員長(石井志郎君) ほかに質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) ほかに質疑もないようでございますので、以上で歳出及びその歳出に関連する歳入に係る質疑を終了いたします。  続いて、討論に入ります。  討論ございませんか。渡辺委員。 ◆委員(渡辺務君) それでは、平成21年度富津市一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から討論を行います。昨日発表された千葉県の月例経済報告によると、県内の経済情勢は新規自動車登録台数、新設住宅着工戸数及び鉱工業生産指数が前年度同月比で増加するとともに、企業倒産件数が減少するなど、持ち直しの動きが見られるものの、このところの環境の厳しさが増しているとまとめています。猛暑による経済効果も限定的で、景気回復の自立性は乏しく、企業の収益確保は相変わらず厳しい状況が続いています。  富津市においても、財政状況は依然として厳しいという認識を持たざるを得ません。平成21年度の一般会計は、歳入を見ると市税収入が89億7,398万9,268円と、前年に比べ2億1,254万円余りも減少し、財源確保のための環境は年々厳しくなっています。  一方、歳出は、全体のおよそ4分の1を占める民生費が前年比4.9%増の約41億9,700万円と増加の傾向を示しています。これは社会構造の変化による社会福祉費としての国民健康保険事業特別会計への繰出金4億915万円や、老人福祉費のうち介護保険事業特別会計への繰出金5億1,188万円などがその内容であります。  結果、歳入歳出の総額を見ると、歳入が161億1,532万8,873円であるのに対し、歳出は159億703万7,901円となり、実質収支は1億9,926万6,972円と、およそ2億円のプラスとなっています。これは財政健全化の取り組みによる総額3億9,324万円の効果であり、各種基金の取り崩しがあるとはいえ、人件費の削減や物件費の見直し等による改善策実施がその要因にあると言えます。  このように、厳しい状況にもかかわらず、施策実施面では小中学校の耐震化など、安心で安全なまちづくりに関して一定の成果を上げつつ、歳入と歳出の収支の均衡を保った財政運営は評価すべきであると、私は考えます。  今後も一層ふえるであろう民生費の負担や不透明な景気の動向、国の財政政策への対応など、困難を極める財政運営が予測されますが、必要な事務事業を着実に遂行しつつ、収支の均衡と財政構造の弾力性の改善を一層推進されるよう希望いたしまして、本決算に賛成をいたします。 ○委員長(石井志郎君) ほかに討論ございませんか。松原委員。 ◆委員(松原和江君) 私は、反対の立場で討論します。毎年毎年、市収入が減る中で、市民の暮らしをどのように守っていくのかということが一番大きな課題だと思います。確かにいろいろな民生費、生活に必要な予算というのは組まれておりますが、私が一番取り上げたいのは、国がやる施策に飛びついて、すぐ必要のないものを、国から補助金が出るからといって、地方債を組んでその事業をしていく。そのやり方に対して、もっと考えるべきではないかと思います。例えば、まちづくり交付金ですが、全体では5年間で21億円かかり、その中で8億円が国庫支出金、そして13億円を市が負担するわけです。確かに必要なものはありますが、何も急いでやらなくたっていいではないか。このやり方も市民の声を聞いて、市民に必要なところは何なのか、精査して行うべきではなかったかと思います。  もう一つは、さまざまな収入の減があって、そしていろいろと基金を取り崩して収入に充てているわけですが、市の一番のもとは市民の生活を守るということで、もっと市民の要求に密着したものを進めていくべきだと思います。  そして、今回も国民健康保険税が高くて払えないという人がたくさんいる。この決算は国民健康保険の決算ではないのですが、国保は高い、税金が高い、水道料も高い、そういう中で、市はもっとそういうところに市の財政を持っていくべきだと考えています。  以上の観点から反対いたします。 ○委員長(石井志郎君) ほかに討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石井志郎君) ほかに討論もないようでございますので、討論を終結いたします。  議案第11号 平成21年度富津市一般会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。議案第11号は、原案のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○委員長(石井志郎君) 起立多数であります。よって、議案第11号は原案のとおり認定すべきものと決しました。          ─────────────────────────                   散     会 ○委員長(石井志郎君) 以上をもちまして本日の日程はすべて終了いたしました。  次の決算審査特別委員会は、9月17日午前10時から会議を開きますので、念のため申し添えます。  本日はこれにて散会といたします。                 午後4時25分 散会   上記会議の概要を記載し事実と相違ないことを証するためにここに署名する。     平成  年  月  日                決算審査特別委員会委員長  石 井 志 郎...